ロンドン五輪バレーボール女子3位決定戦 日本が韓国に勝つ為には[管理人の戯言]
(2012-08-11 18:12:16)
3位決定戦開始直前、普段はやらないことをちょっとやってみます。日本が韓国に勝つ為には、一体何をすれば良いのか、私なりに思うことをまとめておきます。
- サーブで攻める
とにかくサーブで相手のレセプション(サーブレシーブ)を崩すこと。そして攻撃の選択肢を狭め、ブロックの的を絞ること。これができないと、まず試合になりません。韓国のミドルは相当高いクイックを打ってきますから、レセプションがきっちり返ると、よっぽどポカをしてくれない限りブロックで引っ掛けるのは難しいです。韓国と戦う時のセオリーとして、サーブはハン・ソンイ選手を狙うことになっていますよね。ハン・ソンイ選手はそもそもレセプションが比較的不安定で、良いサーブを打てば確実に崩れてくれる選手ですから、今回も狙い所はハン選手になるはずです。ミスを恐れずに強いサーブを打って行きたいですね。
- ハン・ソンイ選手をブロックで集中的にマークする
これも韓国戦のセオリーです。レセプションが崩れればサイドにボールが集まるわけですが、レフト対角の二人のうち、キム・ヨンギョン選手をつかまえるというのは相当難しいです。今大会ここまで得点王ということで、相当疲労がたまっていることが予想されますが、それでも、世界トップレベルのアタッカーです。それと比較して、対角のハン・ソンイ選手は失礼ながらだいぶ見劣りします。日本はキム・ヨンギョン選手に決められるのはある程度仕方ないと割り切って、ハン・ソンイ選手が前衛の時に集中して潰しにかかるべきです。実際、ハン・ソンイ選手から崩れることがこれまでも多々ありました。ただ、最終予選でハン選手は、そう簡単に崩れない、しっかりブロックを見てワンタッチを取り、リバウンドを貰う、粘り強い選手に生まれ変わっていた印象があります。そう簡単に潰せるとは思わない方が良いでしょう。
- セット(トス)を高目に
竹下選手のセットが、試合の序盤などは良いのですが、中盤以降の競った場面や、リードされた場面で、慌てるのかブロックを「振ろう」と思うのか何なのか、独りよがりに「速く低くより直線的に」なる傾向があります。どんな場面でも冷静に、アタッカーを信じて、丁寧にセットするように心がけて欲しいものです。
- トランジションのハイセット(2段トス)を丁寧にゆっくり高く
これも競った場面などで、丁寧さに欠けるセットが上がることが良くあります。とにかくアタッカーの打ち易いセットを心がけ、丁寧にゆっくり上げることです。あとは木村選手と江畑選手がなんとかしてくれるでしょう。
- 最後まで諦めない
当たり前のことですけど、接戦が予想されるこの試合、上記に書いたようなことが狙い通りになるとは限りません。ハン・ソンイ選手がまったく崩れないかもしれないし、キム・ヨンギョン選手がいつも以上にバカ当たりするかもしれません。しかし例えそうなったとしても、最後まで試合を投げないで欲しいのです。痺れを切らして先にレセプションを乱すようなことはないように。それはどんなプレーについてもそうです。ブロックが間に合いそうになくても諦めずに跳ぶ、セットが悪くて打ち切れなくてもフェイントを落とすなりワンタッチを狙うなりリバウンドをもらうなりして簡単にブロックにぶつけたりしない、どんなボールも最後まで追いかけつないでつないで繋ぎまくる。ブラジル戦は、途中で足が止まった感がありました。最後まで走り続ければ、必ず勝機はあるはずです。根負けしたらいけません。
素人の考えることですから、これくらいしか思いつきませんが。こんな素人考えを軽く超えるような試合をしてもらって、最後に笑って終われることを願っています。
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