頂点極めた世界を意識する"成徳スタイル" 男子は2年生主体の星城が高校三冠を達成/スポーツナビコラム[学生]
(2013-01-14 15:43:41)


 バレーボールの全日本高校選手権(以下、春高バレー)は13日、埼玉県の所沢市民体育館で男女決勝が行われ、女子は下北沢成徳(東京)が誠英(山口)を3-0(25-21、33-31、25-23)で破り、10大会ぶり2度目の優勝を果たした。

 一方、男子は星城(愛知)が大塚(大阪)を3-1(25-18、23-25、25-21、26-24)で下し、4大会ぶり2度目の優勝を飾った。星城は高校総体、国民体育大会(国体)を合わせて高校3冠を達成した。

 大会は同選手権を兼ねた2009年までの高校総体の記録を引き継ぐため、下北沢成徳は02年以来、星城は08年以来の優勝となった。

男女の優勝チームに関してのコラムですが,特に女子については長年春高を席巻してきた「東龍スタイル」を「成徳スタイル」が打ち破った、という書かれ方をしています。

今回の下北沢成徳の優勝は、タレント選手のいない、高さをスポイルした「低くて速いバレー」は、タレントの揃った「放り投げオープンバレー」に簡単に打ち破られてしまうということを示しているように思えます。また、高校レベルではどんなバレーを展開しようが、結局は選手個々の力の勝るチームが勝つのだ、ということも。

であるならば、セッターのパス力や、ハイセットを打ち切る力の育たない「低くて速いバレー」を教え込むよりも、将来に通じる知識や技術の習得を目指す方が、選手にとっては有益なのでは?と感じました。



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