ゲーリー・サトウ新監督率いる全日本男子が大きな一歩を踏み出した。
6月1日に始まったワールドリーグでは、韓国、オランダを相手に4連敗スタート。しかし今年初めてのホームゲームとなった6月15日の小牧大会で、それまで3勝1敗でC組1位だったフィンランドをセットカウント3-1で破り、サトウ新体制での初勝利を挙げた。
と、フィンランドに2連勝した全日本男子の戦いぶりから、ゲーリー・サトウ監督体勢になって何が変わったのか、伝えられています。
ざっとまとめると、真ん中からの攻撃を増やすこと、スパイカーへの打ち易いトスの供給、サーブレシーブのフォームの変更、ですかね。前の二つは形になって、結果に出始めているようですが。3つ目に関しては独特のもので、なかなか難しいようです。しかし前の二つについては、皆が随分と前から指摘していた部分だと思いますけどね。原点回帰と言うか、基本ですよね。しかしその、当たり前のことが当たり前にできていなかったのがこれまでだったので、当たり前のことをやろうとしているというのは、今後にも期待したいところです。