大会初の銀メダルを獲得したワールドグランプリが閉幕して、わずか3日のオフを挟んで、再びナショナルトレーニングセンターに集まった全日本女子チーム。昨年から(小、中、高、Vリーグ含めて)バレー人生で初めて、キャプテンを務めるエース・木村沙織選手に話をうかがった。
大変興味深い記事になっています。
「基本的には速いトスでないと、みんなが同じ攻撃に入る意味がなくなってしまうので。(トススピードは)なるべく速くして行きたい。でも、絶対こっちに上がってくる、そして2枚3枚待たれているという状況で、速いトスを上げられても、打てるコースの幅が狭くなってしまう。だから、そこはしっかり高いトスをもらって、ブロックを見て決めにいけるよう、状況次第で使い分けていかないと。
トスの速さは、監督が言うように1秒以内でやっていくことがベストです。練習ではタイムが計れるんですけど、試合の中では、体にしみこませた動きをやるだけなので、セッターもアタッカーも、練習段階から速いコンビを体にしみこませたいです。以前のように、スピードを元に戻すということはもうないです」
状況によって使い分ける、というところに、マイナステンポにこだわらずあくまでもオプションの一つ、と受け取ることもできますが、タイムを計れる、1秒以内がベスト、速いトスでないと、みんなが同じ攻撃に入る意味がなくなる、というところに引っかかりを感じます。「速さ」に上限が無いのですよね。「1秒以内」という下限は有るのですけど。そこが不安にさせます。
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