国際バレーボール連盟(FIVB)の幹部は21日の記者会見で、女子のリオデジャネイロ五輪世界最終予選の日本-タイ戦(18日)第5セットでタイのキャテポン監督にレッドカードが2度提示された件などで見解を述べた。1度目は監督がコーチングゾーンを越えて抗議したため「敵対的な振る舞い」として出され、2度目は遅延行為が理由と説明した。
日本対イタリアの試合でも、チャレンジの対象とするプレーが監督の意図していたものと異なっていた(バックプレイヤー踏み越しのつもりがセンターライン踏み越しになっていた)りしたので、システム的に諸々改善する必要があると思うのですが、確かにタイの監督さんはコーチングゾーンを越えていたな、とは思います。そもそも何故あのシステムを、というのは分かりますが、それはそれ、あのレッドカードが出た理由についてはきちんと受け止めるべきかもしれません。如何にシステムがおかしくても、審判に敵対的な態度を取ってはいけないし、遅延行為も許されないということですね。