リオデジャネイロオリンピックの出場権を懸けた戦い「2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会 男子日本大会」が6月1日(水)、東京体育館(東京都渋谷区)で4日目を迎えました。全日本男子チーム・龍神NIPPONはイランと本大会4戦目を戦い、セットカウント1-3(20-25、25-19、22-25、25-27)で敗れ、本大会の通算成績を1勝3敗としました。
テレビ観戦しましたが、うーむ...。選手は持てる力を出し切れたのではと思います。ただ、序盤から相手のミドルからのクイックにコミットブロックで対応、それである程度結果は出ていましたが、逆にリードに徹し切れないことでミドルの選手がサイドの攻撃についていけない、なんとか早く動こうとゲスる、引っかかって更に遅れる、という悪循環を生んでいたように思います。コミットを混ぜたからこそあそこまで全然できたのか、コミットを混ぜることで終盤にブロックシステムが崩壊し大事なところで触ることができないのか、多いに議論の余地があると思いました。
気になるのは清水選手、石川選手の疲労の蓄積具合と、途中で下がった柳田選手の膝の状態。清水選手は明らかにジャンプの高さが落ちていましたし、石川選手もちょっと膝を気にしているようにも見えました。柳田選手の代わりに入った米山選手は大活躍してくれたので良かったとしても、清水選手の代わりに栗山選手がいるとしても、石川選手の代わりはどうすればいいのか。悩ましいですね。