男子バレーボールの国際大会「FIVBワールドリーグ2017」の予選ラウンド第3週中国大会は、6月16日(金)に昆山[クンシャン](中国)で大会1日目を行いました。今大会に出場している全日本男子チーム・龍神NIPPONはオーストラリアと対戦し、セットカウント2-3(27-29、25-18、26-24、21-25、9-15)のフルセットで敗戦。大会通算成績を4勝3敗としました。
とのことです。
この試合、録画で観ましたが、気になったのは以下の2点。
・繋がって当然のボールが繋がらない場面が目立った。特にディグ。山内選手が棒立ちで足元のボールを簡単に弾いた(ように見えた)り、鶴田選手のポジショニングがイマイチだったり(ミドルの選手のディグがあてにならないのでカバーする意味もあったのかもしれないが)、ネット側に返そうとして相手コートに入ってしまったり。
・Cパス寄りのBパスから柳田選手に対して低い早いセットが供給される場面、今大会で何度も見るが、あれにどんな意味があるのか。Bパスからはミドルの攻撃を使っているので、そっちをケアしている相手ミドルには効果があるかもしれないが、あそこまで1stが乱れてミドルの攻撃はないな、と思われるような場面、明らかに柳田選手にセットが上がるような場面で、あのセットはスパイカーの選択肢を狭めるだけでなんら意味がないと思う。また、セッターとしても態勢不十分なところから正確なセットを要求されるわけで、非常に難しい。事実、ニアネットになって苦し紛れにティップ、という場面が多い。
・最終セットに特に藤井選手のセットが乱れていたので、深津選手を投入しても良かったかもしれない。
いずれも自ら首を絞めているような行為なので、今後修正されると良いなと思います。