バレーボール女子のワールドグランプリ(GP)は22日、1次リーグの香港大会が行われ、世界ランキング6位の日本は3位のセルビアに3-2で逆転勝ちして通算5勝3敗とし、決勝大会(8月、中国)進出に望みを残した。23日の1次リーグ最終戦ではロシアと対戦する。
セルビアに勝ったというのは驚きでした。試合を全て観ていないのでなんとも言えませんが、ダイジェストを見た限りでは当初のピュンピュンバレーが身を潜め、ゆったりした1stタッチから柔らかなふわっとしたセットが供給されているように見えました。果たしてそれが、中田監督のやろうとしていることなのか、それとももっともっと見た目の速さを求めているのか、ちょっとわかりません。
前回ご紹介した記事など読むと、言っていることが当初と変わって来ていて、良くわからなくなって来ますが、「省エネ」という言葉の対極にあるのが、この日活躍した鍋谷選手ではないでしょうか。彼女のようにいつでも常に全力で、そういう「効率」などというものを度外視したがむしゃらなプレーが、逆転劇を生んだ要因なのではと思っています。その辺り、どうなっていくのでしょう。中田監督自身、やっていく中で考え方が変わっていく可能性もゼロではないでしょうから、そこは是非常にアップデートしていってもらいたいものです。
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