Quoted from デイリースポーツonline 日本バレーボール協会は29日、3大会連続で五輪出場を逃している男子の若手強化のために、有望な大学選手を1年生からVリーグに出場させる異例の制度を採用する方向で検討に入った。
とのことです。驚いたのは、
Quoted from デイリースポーツonline 大学に籍を置きながら、Vリーグへの出場を求める大学側の提案に対し、リーグ、協会も前向きに考えることを了承した。
というわけで、大学(の監督)側から提案していること。
Quoted from デイリースポーツonline 男子バレーでは現在、高校の有望選手のほとんどが進学するため、この年代の技術向上が課題になっている。
これに対しては以前から方々で叫ばれていたことですね。ただ、この制度が導入されたとして、本当に選手のレベルアップに繋がるかどうかは少々疑問。
Vリーグと全日本インカレってぶつかりますよね。インカレ終了次第、チームに合流ということになるのでしょうか。練習はどうするんでしょう。コンビもろくに合わせないまま、試合に出場させたりしますかね。Vリーグの各チーム、優勝に向けて真剣に頑張っているというのに。だいたい、現行の内定選手だって、活躍するケースは稀ですよね。
ベンチに置いておいて、試合の雰囲気に触れさせるだけでも違うかもしれません。ワンポイントで出るだけでも、大きな経験になるかもしれません。しかし、そのかわりにベンチから外れる選手が出てくるわけでしょう。チームとしても、戦力にならない選手を、経験を積ませる為だけにベンチに置いたり、試合で使ったりはしないはず。
そもそも、所属チームとかどうするんですかね。1年生のうちから、就職先が決まってしまうんでしょうか。
Quoted from デイリースポーツonline 日本協会の萩原秀雄強化事業本部長は「新しい方向が見えてきた。バレー界では画期的な試みになる」と話している。
ちょっと短絡的過ぎやしないかと。まぁ、端から出場できないよりも、出場できることにしておけば、可能性は広がるとは思いますが…。
こんな付け焼き刃的な対策ではなく、プロ化を進めるなりもっと根本的な改革をして、高卒の有望選手が自然とVリーグに入ってくるような環境づくりが急務なのでは。