フリーライター中西美雁氏が、自身のブログの中で TBS さんに提言されています。
中西美雁の日々是好日:TBSさんにお願い - livedoor Blog(ブログ)より引用 普段地上波を全然見ないのですが、名古屋ラウンドで出張中に珍しく地上波をずっと見ていてショックを受けました。男子の開幕が一週間後に迫っているのに、ずーっと見ていても男子の話題が全くない。話題どころか、簡単な告知さえ私が見ていた時間帯では一度も流れませんでした。
2003ワールドカップ辺りから地上波を見ている人間にとっては、すっかり暗黙のうちに「当たり前」となってしまって、「諦めムード」漂う男子の扱いの悪さですが、こうやって改めて指摘されてみると、色々と考えさせられるものがあります。
中西美雁の日々是好日:TBSさんにお願い - livedoor Blog(ブログ)より引用 サッカーやテニスなどでは、海外チーム、海外選手同士の試合でも楽しむようになっていますよね。 男子サッカーが3位に入れないからといって、「男子サッカーは見る気しない、だらしないから」とはならないでしょう。海外の試合を楽しんだり、日本代表の試合をちゃんと楽しんでいるじゃないですか。 バレーボールだってそれができるはず。
これは私も常々思っていることです。女子にも言えることですよねぇ。もっともっと日本戦だけでなく、海外チーム同士の試合などもクローズアップして欲しい。日本が進出していなくても、準決勝、決勝、3決くらいはきちんとゴールデンで放映して欲しい。
サッカーなどでは海外リーグ中心の雑誌だったり、TV番組だったりがきちんと成立している(んですよね、採算取れてるかどうかまで知らないんですけど)訳で、バレーボールもそうできるはず、なれるはずというよりは、そうして欲しい、そうなって欲しいと。
ただ、客寄せを、スペシャルサポーターと称する芸者軍団にのみ頼り、選手や監督までをも芸者扱いし、競技の真の面白さを伝える努力をする姿勢がまったく感じられない、そんなテレビ局には
「何を言っても無駄だ」
と半ば諦めているわけです。
だから、当サイトなどではスポットの当たらない男子や9人制などもしっかりと取り上げて行きたいと…思っているわけですが、なかなか実行できていませんね。独自取材などする暇が無く、ネット上に流れる情報に頼り切っている状況ですから…。
せめて、こういったエントリを取り上げて、多くの方に読んでいただければと思いました。こういう意見を地道に、個人が、Web 上で公開していくことが、いつかテレビ局などの大きなメディアを動かす結果に結びつくことを祈りつつ。