3カ月間以上のリーグを勝ち抜く戦略があるから、日本代表の落合を控えに回した。昨年の世界選手権で話題を呼んだ小山は、この日1度もコートに立てなかった。「すべては4月15日の決勝に勝つため」という真鍋監督の堅実な起用が、久光製薬の進撃を支えている。
ここだけ読むと、「後半の為に温存している」ように読めますが、
代表で控えだった落合を「勝負勘が不足している」と判断した。小山については、その攻撃力よりもチーム連係の成熟度と安定感を重視した。
試合に出なければ試合勘は戻らないし、チーム連携の成熟度と安定度も上がりません。要するに、いつまで経っても試合には出られないということです。
チームの勝利を優先するからこそ、こういう事態になってくるわけですが、しかしこれはどうにかならないものですかね。全日本で頑張った選手が、自チームで試合に出られない。代わりに出た選手が頑張って、全日本に選ばれる。で全日本で頑張って自分とこで試合に出られなくて、代わりの人が頑張って選ばれて…なんてなことをぐるぐる繰り返しますか。繰り返せる選手層の厚いチームはまだ良いのでしょうが、これでは選手層の薄いチームは選手を出したがらないでしょうし、選手自身も全日本に行きたくなくなります。まぁ、今に始まった話ではありませんが…。