「ばれにゅ☆BBS」に寄せられた情報です。ありがとうございます。
アジア選手権の出場メンバーには選ばれていない大分三好ヴァイセアドラーの南克幸選手が、全日本の合宿に自費で(!)参加するとのこと。
Vプレミアリーグ・大分三好ヴァイセアドラーの南克幸(36)が、アジア選手権(9月)の男子全日本代表合宿に23日から自費で参加する。南は同選手権代表メンバーに入っていないが、「最後にチャンスを」と参加を申し出たことで実現した。「思いは誰にも負けない」と闘志を燃やす。
南選手が全日本にこだわり続けていて、大分三好へ移籍した理由もそれが一番というのは人づてに聞いていました。なので、今年に入って選考から漏れているし、もう引退されるものと勝手に思っていたのですが…。
「北京五輪を最後の目標にやってきた。チャンスがあるならば挑戦する機会を与えてほしい」。日本バレーボール協会の強化委員長やプレミアリーグ各監督らで開いた7月の会議。大分三好の増成一志監督を通じて南の思いが伝えられた。北京五輪出場と日本代表入りにかける熱意、これまでの全日本における貢献度が評価され、全会一致で参加が認められた。
いやはや何とも。恐れ入りました。
アジア選手権の選考はもう終了しているので今更メンバーには入れないのですが、その後、ワールドカップのメンバーが再選考されます。そこで選ばれれば、北京五輪代表入りも可能性が高くなる、と記事では触れています。
大竹選手や南選手以降、全日本のセンター陣は毎回とっかえひっかえで、スタメンに定着できる選手がなかなか出てきませんでした。それが、遅咲きの斉藤選手、徐々に力を付けてきた山村選手という、オーソドックスな大型センター二人に、松本選手、富松選手という、繋ぎもそつなくこなす技巧派センターが台頭してきて、かつてないほどセンターのポジション争いが熾烈になっています。果たしてそこに、プレーも正確もまっすぐ一直線な南選手が、どう絡んでいくのか。そして、今回の合宿参加は、他の選手にどんな影響を与えるのか。
非常に楽しみです。
そう言えば、青山繁氏も最後まで全日本にこだわっていたと、これも人づてに聞いています。青山氏は結局、選出されずに現役を引退されることになりましたが、南選手はどうなるのでしょうね。