スポーツナビ掲載のコラム。
上位3チームに北京五輪出場権が与えられるバレーボールのワールドカップ男子大会が11月18日〜12月2日にかけて、東京体育館など日本各地で行われ、植田辰哉監督率いる全日本男子は、3勝8敗の9位で大会を終えた。全日本は今後、来年5、6月の世界最終予選兼アジア予選で、北京五輪出場権獲得を目指す。
スポーツナビでは、90年代の全日本でスーパーエースとして活躍し、現在V・プレミアリーグの堺ブレイザーズ監督を務める中垣内祐一氏に、全日本男子の後半戦の解説と、大会をとおしての収穫と課題について語ってもらった。
中垣内氏です。
ただ、プレッシャーがなくなった試合でパフォーマンスを発揮するのではなく、勝つべき試合、リードをされているときに、いいプレーをすることが大事。プレッシャーは五輪出場権の懸かった試合という意味だけでなく、それ以外のことも含めてです。ブラジル戦のようないい試合を、プレッシャーがかかっている時点の試合でもできるかどうかが、今後のポイントになります。
同意。