バレーボールの選手登録制度に一部の学校が反発、未登録になっている問題で、都高体連バレーボール部が男子、女子ともに「来年度は、未登録の選手を大会に出場させない」と決めたことが分かった。都内の高校では、男女延べ570校のうち、約4割にあたる220校(昨年12月20日現在)が未登録。このままいけば、試合に出られない生徒が続出することになり、学校と都高体連の対立はさらに激しくなりそうだ。
東京都の高体連ですか。
女子部の鈴木力正委員長は「高体連は、日本バレーボール協会の傘下組織。協会が決めた制度を守ってもらう。昨年から登録してもらうようお願いしてきたし、登録料を支払った生徒に不利益があってはいけない」と説明する。
未登録校の教諭は「きちんとお金について説明もしないまま、登録を強制するのは脅しのようなもの」と強く反発。別の教諭は「高体連の対応は『部員が足りない学校は、バレーの試合に出なくていい』と言わんばかりだ。教育的配慮に欠けている」と主張している。
どうにも両者の主張が平行線なのですが。JVAや高体連はもう、聞く耳は持ってくれないのでしょうかね。
この決定を受けて、現在未登録の高校が慌てて登録してしまわないかがちょっと心配です。これまでは単に払わなくて済むものは払わない、というスタンスだったところが多そう。試合に出られないとなれば、保護者や生徒たちから苦情が出るところもあるでしょうし。頑張って講義は続けて欲しいところですが、それで不利益を受けるようなことが無いと良いのですが。
登録制度問題については、こちらが詳しいです。参考にさせていただいております。