◇一つでも多く勝ち上位へ--女子ビーチバレー「上越マリンブリーズ」チームリーダー・佐野保子選手(28)
午後7時半すぎ、静まり返った上越市立東本町小学校(同市東本町2)の体育館に照明がともる。バレーコートにネットを設置すると、左足首に硬めのサポーターを装着した。靱帯(じんたい)断裂のけが以来、屋内練習では欠かせない。「体育館の床は硬い。ねんざしないことも砂浜の良さですね」。そう笑うと、ストレッチを終え、レシーブの練習を始めた。2時間ほど前に、スーパーでのレジ打ちの仕事を終えたばかり。しかしボールを上げる動きは、少しずつ鋭さを増していた。
マリンブリーズが何かというと、
Jブリーズは、09年開催の新潟国体で、ビーチバレーが上越市の直江津海岸で開かれるのをきっかけに誕生したクラブチームだ。直江津海岸をビーチバレーの日本海側での拠点にしようと、市や市内の複数の企業のサポートを受ける。
とのことです。