カナ、戻ってこい! 日本バレーボール協会は14日、北京五輪世界最終予選兼アジア予選(女子5月17〜25日、男子5月31日〜6月8日、東京体育館)の全日本男女代表候補を発表した。女子代表候補の大山加奈(23)=東レ=は腰痛のため世界最終予選は絶望的な状況だが、全日本女子・柳本晶一監督(56)は北京本選を見据えてあえて選出。けがに苦しむカナに、“無言のエール”を送った。
もういい加減、許してあげませんかね。
例え本選に間に合ったとしても、呼んで欲しくはないですね。それは、大山選手本人に無理して欲しくないという以前に、彼女は未だ、全日本に必要不可欠な選手ではないからです。そこまでの絶対的な選手ではない。
もちろん、秘めているポテンシャルの高さは認めますし、アテネ出場権獲得に貢献したという実績もありますが、当時はあくまでも将来性を買っての起用でしたよね。ここでの経験が、必ずや4年後に繋がっていくはずだと。だから当時の国内NO.1アタッカーである佐々木選手がベンチに追いやられていたとしても、みんな我慢していたわけです。
それが、アテネ以後は怪我に悩まされ続け、国際試合どころか国内でもろくにコートに立てていません。伸び代を期待されていたのに、伸びるどころか下手をすれば後退しているかもしれないという現実。
そんな状態で、怪我が治ったからといって本選に呼ばれるようなことがあると、地道に頑張ってコンスタントに試合に出場し結果を残してきた他の選手に、あまりにも失礼じゃないかと思うのです。大山選手が故障で外れ、その代りに選ばれた選手がいたとしましょうよ。その選手はそこで奮起し、全日本でいくら実績を残そうとも、大山選手の怪我が全快して帰ってきたら、ぽいっと捨てられてしまうのです。そんなの、呼ばれたって行きたくないですよね。
もちろん、大山選手は他の誰も持っていないパワーやムードを持っている選手ですが、もういい加減許してあげませんか。
手術に踏み切った場合は、全治まで6カ月はかかり、リハビリ期間も半年を要する。1年間はプレーすることができないため、大山は手術を回避することを決断。1カ月後に迫った世界最終予選は無理でも、4カ月後の北京五輪を見据え、治療に専念する意向をかためた。
本気!?ひくことも勇気ですよ。。。