R25 の記事。
メダル獲得はおろか、五輪出場さえも危ぶまれる昨今の日本代表。特に男子は1992年バルセロナ大会以来出場がなく、現チームのなかで五輪経験者は最年長の38歳、荻野正二選手ただ一人になってしまった。だが、日本バレーはかつて世界の頂点を極め、“お家芸”といわれた時代があった。
まぁ、「かつて」の話なんてどうでもいいんですけど。
しかし、次のモントリオール大会で4位に沈むと衰退の一途をたどる。その原因とは…? 当時、新聞記者として各大会を現場で取材、大ヒットアニメ『ミュンヘンへの道』の原作者でもある作家の小泉志津男さんは、「無類のリーダーシップを振るった松平康隆監督の退任や、選手の世代交代がうまくいかなかったこと。外国チームも次々とコンビバレーを採り入れるなか、新たな対策を打ち出せなかったことや、日本に不利なルール改正の影響もあった」と指摘。その上で「今の選手たちには、ベテラン荻野のひたむきなプレーを見習い、出場権ではなくメダルという、さらに大きな希望を持って世界を目指してほしい」と激励する。