日本、トルコに競り勝つ/女子WGP第2日[インドア女子試合結果]
(2008-06-21 23:35:41)


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 バレーボール女子のワールドグランプリ神戸大会第2日は21日、神戸総合運動公園体育館で1次リーグの2試合を行い、日本は3-2でトルコに競り勝ち、2連勝とした。トルコは1勝1敗。
 日本は第2、第4セットを奪ってフルセットに持ち込み、第5セットは多治見(パイオニア)の得点などで15-12で取った。
 第1試合は米国が3-0でカザフスタンを下して1勝1敗とした。カザフスタンは2連敗。

日本戦観ましたよ。観ましたけどね。。。

正直、あれだけ集中して最終予選を戦った後で、間髪入れずワールドグランプリを戦い、そして北京五輪本戦まで、ずっとモチベーションを高いまま保っていくのは非常に困難でしょう。だから、調子がいまいち上がらない、力を出し切れていないことにも同情の余地はあります。

しかしそれならそれで男子のワールドリーグのように、若手を多く入れて試すような場にするのも1つ。色々あって企業から選手を出してもらえないというのなら、それでも、ベンチに選手はいるわけですから、狩野選手や河合選手をもっと積極的に使っていても良いんじゃないですかね。若い選手(狩野選手は決して若くはありませんが)の経験になるのであれば、長い目で見れば、この大会が予選敗退で終わっても何の問題もないはず。日本の未来に希望を持てるような試合を見せて欲しい。

しかしやはり、テレビ局がそれを許さないのでしょうかね。。。

テレビ局に対する云々は別記事に書こうかな。。。

しかしとにかく、これぞ柳本采配の真骨頂とでも言うんでしょうか、結局ガチメンでスタートし、そのまま最後までほとんど選手を入れ替えないといういつものパターン。最初から控えと分かっているなら、選手も行きたがらないし、企業も出さないでしょう。そしてまたベンチが手薄になり、ますます選手交代が少なくなっていくという負のスパイラル。それをアテネ後、ずっと繰り返してきました。

若手の育成という面でも疑問が残ります。北京後の全日本て、一体どうなるんでしょうね?竹下選手、高橋選手が引退などしたら、後任は誰が?。。。誰もいません。

戦術的にもわけのわからない変更が、セッターがファーストコンタクトした場合にライトにいる選手がトスアップするようになったこと。センター陣の2段トスが安定しないからなんでしょうが、まず選手ありきで戦術を組み立てていることの証明です。もしも木村選手や高橋選手が怪我をしたら?彼女らを容易にベンチに下げられないのも頷けます。

あー、なんか文句ばっかりですね。。。いや、文句を言いたくなるような内容でした。最終予選から顔ぶれがほとんど変わらないのに、最終予選よりクォリティの低い試合を見せられているわけですから。

木村選手へのトスが速くなっているのは確かに分かりました。木村選手ってホントに器用な選手ですよね。それに対して心配になるのが栗原選手。さっぱり竹下選手と合っていないというのもあるんですが、トスが合わなかった時の処理に全く成長が見られないです。ただ思い切り打つだけ。最終予選の時の方が、もうちょっと何とかしていました。ブロードジャンプなので、ネットに近いボールをブロックで囲まれたりすると、もうどうしようもなくなるんですよね。ただ思い切り打つことしかできない。あれをなんとか処理できるようになって欲しいのですが。。。と4年前から言っている気もする。良いトスが上がってブロックを一枚半にしてもらわないと決められないエースって、それはエースなんでしょうか?サーブやブロックは良いんですけどね。

3-0で勝つべき試合、相手でしょう。それがフルセットで逆転勝ちって。。。それも現時点でのベストメンバーで、ですよ。頑張ってるんでしょうけど、でも。。。

と、たまには言いたいことをだらだらと正直に言ってみることにしました。

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