千葉市若葉区の市立みつわ台中学校で、男子バレー部顧問の男性教諭(35)が新3年生の部員(14)を殴って床に叩きつけ、さらに顔を蹴って前歯2本を折る全治6か月のけがを負わせていたことが3日、分かった。弱小チームだった同部を市大会3位まで躍進させた熱血漢の教諭だったが、昨秋にも同様の事件を起こしていた。市教育委員会は免職も含めた懲戒処分を検討している。
みつわ台中学や市教委によると、暴力事件が起きたのは3月8日の放課後。体育館でバレー部を指導していた教諭は、部員が均等な人数に分かれて練習していなかったことに腹を立て、練習終了後にレギュラーの2年生(当時)2人を全部員の前に立たせ、しかりつけた。「分かったのか!」との声に1人は大きく返事をしたが、もう1人の生徒は、「おとなしい性格」(学校関係者)ということもあってか返事が小さく聞こえたようで、教諭は激高。右拳で生徒のほおを殴り、床に叩きつけた。さらに起き上がろうとする生徒の顔に向かって、蹴りを見舞った。生徒は前歯2本を折る全治6か月のけがを負った。
ひどい...。