バレーボール元全日本のセッター中田久美さん(43)が、時には選手を一喝するなど持ち前の熱血ぶりでイタリアコーチ修業の1年目を終わろうとしている。昨年8月に世界最高峰のセリエA1・ビチェンツァのコーチに就任。12年ぶりの"現場復帰"で、セッターの指導や相手チームの分析などを担当。チームはA2(2部)降格が決まったが、強豪国で貴重な経験を積み11日の最終節(チェゼーナ戦)を迎える。
96―97年の日立以来、12年ぶりのコーチ業。「世界の視点からバレーを見られた。来季もオファーがあれば続けたい」。プレーヤーとコーチの経験を日本に還元するため、中田さんの挑戦は続く。
これまでもやりたかったけれど、機会がなかった、与えられなかったということなんでしょうかね。確かに国内で「女性監督」というのは極端に少ないですね...。
天才セッター中田久美の頭脳(タクティクス)
二宮 清純
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