ワールドリーグ2011出場権を賭けて、韓国に挑む全日本男子。ホワイトリング(長野)で行われた初戦は、セットカウント3-1で敗れる悔しい結果となった。
韓国は序盤から、ベテランセッターのチェが、パク、シンの両ミドルブロッカー陣を効果的に起用し、得点を重ねる。また、強サーブで攻めたてられ苦しい展開となった日本。韓国が第1セットを先取する。第2セットはリズムよく攻めた日本が制し、迎えた勝負の第3セット。先手をとった韓国になんとか追いつきたい日本は、8-10で福澤に変えて越川を投入。このメンバーチェンジが奏功し、勢いに乗った日本が追いつくと、1点を奪い合う攻防に。しかし、ジュースで粘る両チームの均衡を破ったのは韓国。ムンのサービスエースで得点すると、最後はサウスポーエースのパクが豪快に決めると、第4セットも押し切った。日本1(20-25、25-20、27-29、21-25)3韓国
とのことです。大変残念な敗戦となりました。1セット目に、怪我から戻ったばかりの近藤選手をスタメン起用し、リードされると慌てて今村選手に代えるなどとドタバタしながら落とし、先行を許して、相手に精神的余裕を与えてしまったのが一つの敗因のように思います。第2戦はぜひとも先行して逃げ切って頂きたい。
これで、本日行われる第2戦にて韓国にセットカウント3-0のストレートで、あるいは3-1で、かつ7点差以上をつけて勝利しなければ来年のワールドリーグには出場できません。
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