バレーボール女子のワールドグランプリは25日、中国の寧波で決勝リーグが開幕し、世界ランキング5位の日本は同1位のブラジルに3-2で勝ち、白星発進した。日本のブラジル戦勝利は2001年11月のワールドグランドチャンピオンズカップ以来。
とのことです。9年ぶりというのは本当に素晴らしい。
最終セット途中で寝てしまったので最後まで観ていないのですが(すいません)、この結果をもたらした一番の要因は木村、山口、江畑と、ブロック2枚きっちりつかれてもなんとかできるサイドが揃っていることだと思います。監督は未だに「Aパスが返らないと勝てない」的なことを言っているのですが、Bパス、Cパスからの攻撃力が上がっているのがこの日の一番の勝因でしょう。また、今年から取り組み始めたリベロ佐野選手のオーバーパスでの2段トスが試合ごとに精度を増し、この試合ではかなりまともに機能していました。Bパス、Cパスからの攻撃力向上に一役買っていたのは間違いないでしょう。
ただ気になるのは、確かにこの勝利は素晴らしいのですが、このことによって「これまでやってきたことはすべて正しい」となってしまうこと。既存の問題点には目をつぶらず、これからも立ち向かって欲しいものです。とりあえずは残り4戦の戦いぶりが楽しみですね。
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