日本、中国に敗れる。2次L、ロシアE組首位/2010世界バレー女子[インドア女子試合結果]
(2010-11-07 15:26:24)


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バレーボールの女子世界選手権第6日は6日、東京の国立代々木競技場などで2次リーグが始まり、E組では1次リーグを5戦全勝で通過した世界ランキング5位の日本が、同3位で北京五輪銅メダルの中国に1-3で敗れ、初黒星を喫した。

テレビ観戦しました。木村選手がレシーブにブロックにスパイクにサーブに繋ぎに、大活躍でしたね。いつものことですけど。ただ、どの選手もちょっと動きが硬かったですかね。緊張でしょうか。入れ込み過ぎでしょうか。

江畑選手、スパイクが良くありませんでしたね。1セット目に、竹下選手のトスが低くなって打ち切れない場面があった為か、その後は早く入り過ぎて、ぶら下がって打つ場面が目立ちました。更におっかなびっくり入っている為、タイミングが合っても助走に力が無く、フルジャンプできていない上に、コース打ちを意識するあまりに手打ちになっています。そんな江畑選手に竹下選手も合わせようと、微妙にトスのタイミングをずらしている様子がうかがえます。が、双方が微妙なタイミングの調整を試合中に繰り返している為、いつまで経っても合いません。その辺りの調整は試合前に終わっていると思うのですけどね。江畑選手はは竹下選手を、あるいは自分自身を信じて、自分のタイミングで思いっきり助走に入ってもらえば良いと思います。それで失敗したら合わせられなかった竹下選手が悪いんですよ。まだまだ若いんですからそんなに責任感じずに、思いっきりやって欲しいですね。

で、そんな調子の江畑選手を最後まで迫田選手に代えませんでしたね、眞鍋監督。迷っているのは明らかであったのに、代えなかったのは何故でしょう。しかも第4セットにちょこっとだけ出すし。それならばもっと早いタイミングで使っても良かったのでは。

竹下選手はやっぱり、競った場面ではどうしてもばたばたしちゃいますね。返球率がいまいちだったというのもありますけど、「ボールの下に入るのが速い」というのが彼女の売り文句の一つなので、そこはもう少し頑張って、丁寧に上げてもらえたらな、と思います。ただ、木村選手へのトスは比較的良かったですね。やはり、多少悪いトスでもなんとかしてくれるアタッカーには、安心してトスを上げられるということでしょう。

山口選手は、もう少し守備か、攻撃か、どちらかで貢献できませんかね。サーブレシーブは木村・佐野に続く3枚目ですけど、この二人に比べると取る本数が極端に少ないですし(元々センタープレーヤーですしね)、攻撃面でも、サーブレシーブが返った時にのみ発動するようなパターンしか持っていません。ブロックがそれほど良い訳でもなく、サーブは山なりだし、うーん。代わりに栗原選手を入れた方が、複雑なコンビは無理にしても一応2段トスは打てるしサーブレシーブも山口選手よりましでしょう。何より、高さがありますからストレート側にきっちりとブロックの軸ができるのは大きいです。サーブの良さは言わずもがな。それがあれだけしか出場できないというのは、やはり膝の状態がまだまだ、ということなんでしょうね。

竹下選手は面白いくらい、王一梅選手に上からスパイクを叩き込まれていましたね。この辺は、セルビア戦でも散々つかれた穴です。ていうか、つかれない方がおかしいくらいの大きな穴ですからね。竹下選手がスタメンで出場するというのは、始まった時点でそれだけの大きなハンデを背負うということを、分かった上で試合を進めなければいけません。

サーブが甘かった、という指摘を誰かがしてましたけど、そうでもないでしょう。全員ジャンプフローターなんて一本調子では、あんなもんだと思います。十分攻めてましたが、中国のサーブレシーブが素晴らしかったと思います。良いサーブがいっても、なかなか崩れてくれませんでした。やはりもう少し、サーブの種類にバリエーションを持たせたり、緩急や前後で揺さぶるなど、もう一つも二つも工夫が必要だと思います。

センターは...うーん、ブロックも何本か出たし、クイックやブロードも何本かありましたけど、ちょっと空気気味でしたね。竹下選手は、もう少しセンター線を使っても良かったかな、と思います。ブロックに関しては、井上選手は特に相手が2段トスなどになって充分な体勢で跳べれば素晴らしいブロックを見せるんですが、そうでない時が課題ですかねぇ。それも、ストレート側に穴が空いてたりするのでどうしようもない場合も多々あるんですが。

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