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バレーボール世界選手権の第16回女子大会は14日、東京・代々木第1体育館で決勝ラウンドの3位決定戦があり、2次ラウンドE組2位の日本(世界ランク5位)はF組2位の米国(同2位)を3-2で降し銅メダルを獲得した。日本女子のメダル獲得は、旧ソ連で開かれた78年第8回大会の準優勝以来32年ぶり。
同日の決勝では、E組1位で前回優勝のロシア(世界ランク7位)と、F組1位で前回準優勝、北京五輪優勝のブラジル(同1位)が対戦。ロシアが3-2でブラジルを破り連覇を果たした。
ということで32年ぶりの快挙です。素晴らしい。
テレビ観戦しましたが、最後まで集中力を保った素晴らしい戦いでした。アメリカは少しミスが多く、ロシアやブラジルと比べると明らかに実力下位でしたが、日本とは反対側のグループを勝ち上がってきたチームには間違いありません。それをフロックでも勢いでもなく、完全に実力で上回ったように見えました。現時点での世界第3位は日本であると、胸を張って言い切れる試合内容だったと思います。
疲れの見える江畑選手に代わって入った石田選手が、非常に良かったですよね。この決勝ラウンドからのベンチ入りという難しい状況にもかかわらず、十二分に力を発揮できたと思います。
また、井上選手に代わって入った荒木選手も良かったですね。持ち前のパワーで攻撃に幅を持たせ、苦しくなっていたサイドアタッカー陣の大きな助けになっていました。
それら攻撃陣を操り、ブロックの的を絞らせなかった竹下選手のトスまわしも素晴らしかったですね。
それにしてもアメリカは、2年後が楽しみなチームですね。選手個々の持っているポテンシャルは、おそらくロシアなどにも大きく引けを取らないでしょう。もちろん、日本にも改善すべき課題はたくさんあります。2年後にもアメリカに勝つ為には、それらの克服が必要でしょう。
決勝戦は、眠くて途中までしか観ていられませんでしたが、ブラジルは準決勝と異なり、とても良い滑り出しを見せていましたね。それにしてもガモワ選手。この4年で随分と安定したものです。MVP に恥じぬプレーぶりだったと思います。ブラジルはやはりパウラ選手、マリ選手の離脱の影響が大きかったと思います。
さてと、今日はこれくらいで、細かいことをごちゃごちゃ言うのを止めておいて、素直に日本の32年ぶりの快挙を祝福したいと思います。
<個人賞>
最優秀選手 ガモワ▽最多得点者 ダルネル(トルコ)▽ベストサーバー フロットヒュース(オランダ)▽ベストスパイカー コシェレワ(ロシア)▽ベストブロッカー フュルスト(ドイツ)▽ベストセッター 魏秋月(中国)▽ベストリベロ シコラ(米国)▽ベストレシーバー トム(米国)
<スポーツナビ>
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