全日本女子バレーはメダルを獲得できるのか[管理人の戯言]
(2004-05-17 13:26:33)


Quoted from スポーツTOP > スポーツニュース" href="http://www.nikkansports.com/ns/sports/p-sp-tp0-040517-0003.html" target="_blank">nikkansports.com > スポーツTOP > スポーツニュース 日本がアテネ五輪メダル獲得へ試練を味わった。過去3年間で1勝8敗と苦手のロシアに0〓3で完敗。通算6勝1敗となり、目標だった全勝を達成できなかった。スパイクは互角に打ち合ったが、ロシアの高さに13本のブロックを決められた。日本は五輪本番へさらなるスピードアップとコンビネーション強化を目指していく。代表チームは今日17日に解散し、23日からの合宿で再招集される。
Quoted from SANSPO.COM 予選は終わった。五輪メダル獲得へ向けて柳本晶一監督が掲げた目標の『全勝』はならなかった。相手はロシア。ニッポンバレーが五輪の舞台で世界一を競ってきた宿命の相手だ。旧ソ連時代と変わらぬ高いブロックに跳ね返され、今予選初の敗戦を喫した。

ロシア戦のレポートにも書きましたけど、管理人は個人的に、オリンピック出場権獲得という結果に慢心せず。オリンピックでのメダル獲得に向けての課題を浮き彫りにしたという意味で、この敗戦は良かったと思っています。他のサイトで、今の日本の状況を的確に言い表されていたので、ご紹介。

Quoted from はてなダイアリー - 天空橋激論交差点 今回の大会での私の日本の評価は日本のバレーが進歩したのではなく、『時計の針を4年前にようやく戻す事が出来た』なんです。

日本はようやく「オリンピックで金メダルを目指します」と言っても良い権利を得ただけ、ようやくスタートラインに立つことができたんだと思うんです。

思えば、高さのあるチームに対してどう戦うかなんて話は、今に始まったことではありません。だいたいが、日本のバレーが低迷を始めた理由の一つに、大型のチームが日本に負けない技術を身につけてきたことにあるんですから。

もちろん、その高さに対抗しようと、日本が手を打ってこなかったわけではありません。その一つが大型化。ただ、この大型化は大失敗だったと個人的には思っています。「単に大きいだけの選手」を優遇し、強化しようとし、挙句の果てには明らかにセッターの適正のない選手をセッターに据えました。結果、レシーブはできない、ブロックは相手の早い攻撃についていけない、コンビは合わないなど、日本の持ち味をすべて失うという、何とも本末転倒なことに。

高さに高さ、パワーにパワーで対抗することは無理があることを、シドニー五輪予選での敗退が教えてくれました。では何で対抗すべきか。管理人の考える最低限必要なポイントをいくつか。

1.サーブレシーブ返球率を10割に

高さやパワーで対抗できないなら、相手ブロックが無い状態を作り出すことです。それには今以上に多彩なコンビネーションを繰り出すことが必要です。そしてその為には、今以上のサーブレシーブ返球率が必要でしょう。10割という数字は正直現実的ではありませんが、9割、せめて8割くらいは無いと、オリンピックでのメダルは難しいのではないでしょうか。

2.ミスを出さない

これも必要不可欠。身体能力で劣る日本は、どんなにトレーニングに励んでも、技術を伸ばしても、世界のトップに肩を並べるよりちょっと下辺りがやっとではないでしょうか。実力が上の相手にどのように勝利するかといえば、ミスを出して自滅することだけは避けること。きちんと相手のサーブを一発で切り、食いついていけば、チャンスが出てくると思います。

3.何よりも強い精神力

ロシア戦では、相手の高さに圧倒され、自らミスを連発して自滅するという最悪のパターン。自力で勝る相手に、我慢して我慢して、粘って粘って、地味にサーブレシーブを返し、ミスを出さないというのには何ものにもへこたれない、最後まで諦めない、強い精神力が必要でしょう。

以上、当たり前のことを偉そうにたらたらと書いてみました。それくらい、日本がオリンピックでメダルを取るのは難しいということ。しかし、可能性はゼロではないということ。オリンピックまで期間は短いですが、どこまで強くなれるのか、楽しみにしています。



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