日本、決勝ラウンドへ=ロシアにストレート勝ち/女子ワールドグランプリ2011[インドア女子試合結果]
(2011-08-22 06:27:15)


バレーボール女子のワールドグランプリ(GP)は21日、東京・有明コロシアムなどで1次リーグ第3週最終日が行われ、L組の日本は昨年の世界選手権を制したロシアを3―0で破って第1週からの通算成績6勝3敗とし、決勝ラウンド(24〜28日、マカオ)進出を決めた。

16年ぶりにロシアにストレート勝ちだそうです。世界選手権優勝時のメンバーから、攻撃及び守備の軸であるシャチコワ、同大会でベストスパイカー賞のコシェレワ、リベロのクリュチコワを欠いた状態のロシアであるとは言え、勝つべきところをストレートできちんと勝ちきったというところは評価できると思います。

迫田選手に代わって入った石田選手は良かったですね。低いトスに合わせてなのか、すこしスパイクフォームがこじんまりとして本来のダイナミックさを欠いているようなのがちょっと気がかりですが、良い攻撃のアクセントになっていました。攻撃面だけでなく、守備面でも安定していたと思います。

それにしてもロシアはぐだぐだでしたね。あまりにもサーブレシーブ(レセプション)が不安定でしたし(2枚で受けてましたかね)、攻撃面も、日本のブロックの正面に力任せにぶつけるだけで、コース打ちの出来ないアタッカーがいましたし(ストレート打ちの通過点が極端に低くて竹下選手にブロックされるとか)、得意であるはずのブロックに関しても正面に来たボールを簡単にブロックアウトにしてしまう場面も多々ありました。あまりにもチームとしての完成度が低かったと思います。毎年ワールドグランプリでのロシアは、そもそもベストメンバーを連れてこないし、試合によって選手を取っ替え引っ替えで、勝利よりも選手に経験を積ませる、選手を試す傾向にあるのですが、今回はそれが思いっきり悪い方に出たようです。

それにしても、

世界選手権王者などと煽りつつ、その時のメンバーを欠いていることに一切触れていませんね。専門誌なのだから、その辺りはしっかり伝えて欲しいなーと思うのですけれど。

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