原因は、外国の高いブロックをかわすために、セッター竹下佳江(JT)のトスを速くしたこと。木村も打つ前の動きを小さくしたが、タイミングが合わず、打ち分けるコースの幅も狭まった。竹下と調整を重ね、感覚がつかめるようになったのはアジア選手権の途中から。「今年が全日本に入って一番苦しんだと思う」と真鍋政義監督。
アジア選手権の途中で復調したように見えたのは、木村選手がトスに慣れたからか、竹下選手が合わせられるようになったからか、それともトスのスピードを元に戻したからか。ワールドカップではその辺に注目したいです。