日本、アルゼンチンに快勝=米国、ドイツなど連勝/W杯バレー女子第2日[インドア女子試合結果]
(2011-11-06 06:38:15)


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バレーボールのワールドカップ(W杯)女子第2日は5日、広島サンプラザホールなどで行われ、日本はアルゼンチンを3―0で下して初勝利(1敗)を挙げ、勝ち点3とした。

とのことです。

日本xアルゼンチンの試合をテレビ観戦しましたが、アルゼンチンのレベルが思った以上に低かったですね。特にブロックがお粗末でした。リードブロックを採用しているように見えましたが、個々の選手がリードブロックを理解できていないのか、単に技術レベルが低いからなのか、明らかに3枚寄せられる場面などに1枚半しか寄せられないなどの場面が多く見られました。

日本については、勝ちはしましたけど無いようにはちょっと不安が残りますね。一番の不安要素は MB の岩坂選手です。サーブと、思いのほか繋ぎのプレーが良かったのは少しビックリしましたが、全体的に動きが重く、クイックに威力は無いし、ブロックの寄せは遅いし、MB としては一番期待されるブロックと攻撃面でそのような状態で、正直代表レベルで戦える力はまだ無いと感じました。相次ぐ MB 陣の故障により仕方ない面はあるかもしれませんが、はっきり言って彼女よりやれる選手は国内にたくさん残っているでしょう。五輪の前年、しかも五輪への切符がかかっているこの大会に、故障者は置いておいてもベストな布陣で挑めないというのは、かなりまずいんじゃないんですかね。もしも、Vリーグ目前でチームが選手を出してくれないなどという状況なら、尚更です。Vリーグの協力が得られないような状態だとしたら、五輪でのメダルなど夢のまた夢です。

高速化したバックアタックと言うのも、かなり気になりました。確かに速くなっているようですが、やはり低い。江畑選手など、持ち前のゆったりした大きなフォームが影を潜めて縮こまって打っているように見えました。最高打点で打てていません。あれは、ブロックがザルのアルゼンチンだから通用しただけで、Aパスからの選択肢の一つとしてならともかく、Bパスからなど選択肢の少ない場面で使うと、上位チームにはあっという間にブロック寄せられて打つコースが無くなるのではないでしょうかね。

サーブレシーブもいまいちじゃ有りませんでしたかね。相手のサーブがそれほど良かったとも思えませんが、安定して A パスが返っていたようには見えませんでした。前述のように、相手のザルブロックに助けられていたと思います。

好調な江畑選手を下げるような余裕を見せた日本でしたが、相手に助けられた部分が大きく、次からはまた厳しい戦いになることでしょう。

<全試合結果>

スポーツナビ | バレーボール | ワールドカップ | 日程・結果:女子 第1ラウンド より

<現在順位 (勝ち点/勝/負)>

スポーツナビ | バレーボール | ワールドカップ | 順位表:女子 より

1. ドイツ (6/2/0)
2. 米国 (6/2/0)
3. イタリア (5/2/0)
4. 中国 (4/1/1)
5. ブラジル (3/1/1)
6. ドミニカ共和国 (3/1/1)
7. 日本 (3/1/1)
8. セルビア (3/1/1)
9. アルゼンチン (3/1/1)
10. 韓国 (0/0/2)
11. アルジェリア (0/0/2)

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