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来年のロンドン五輪出場権をかけた男子バレーボールのワールドカップ(=W杯、11月20日〜12月4日、東京など)が20日、名古屋・日本ガイシホールなどで開幕。全日本男子は初戦、イランを相手に1-3(25-17、20-25、23-25、15-25)で逆転負けを喫した。
テレビ観戦していましたが。誰か、劣勢になっても下を向かない選手をください(泣)
トスを速く(?)した影響なのか、アタッカー陣が窮屈そうに打つ場面が目立ちました。そんな時は必ずと言っていいほどブロックの正面に当てるか、ネットにかけるか、アウト。つまりミス。確かに速い(?)のでブロックが1枚か1枚半になるんですけど、そのいわゆる「割れた」はずのブロックにぶつける場面が非常に多かったですね。闇雲にトスを速く(したつもりで低く)していれば、充分予想された結果です。それで調子を崩した木村選手が、トスを元に戻して復調したのを男子の首脳陣は見ていなかったのでしょうか。見ていてもどうして復調したのか分からなかったのでしょうか。
サーブも全体的に弱かったです。センターからクイック使われるとコミットでブロックに跳んでもどうにもならないんだから、もっとサーブで攻めてそこを使わせないようにしなければならないはずなのに、入れてくだけのサーブが多かったです。更にそれでミスするし。どうせミスするなら、思いっきり打っておけば良いのに。っていうかミスっても良いから思いっきり打って行くべきでした。でないと結局クイックで切られて終わりなんですから。
八子選手は正直、彼ばかり取り上げるのは可哀想ですが、越川選手を押し退けてメンバー入りしただけのものを、この試合では魅せてくれませんでしたね。初めての大きな国際試合ですし、だいぶ硬くなっていたのが見て取れましたけど、その辺を吹き飛ばすくらいのパフォーマンスを期待していました。ブロックだけは何本か良いところを見せてくれましたが。さすが深谷出身。まぁ、この辺りは他の選手にも言えることですけどね。サーブだけで試合をひっくり返す力を持つ、越川選手がいた方が良かったんじゃないかと。
「女子も最初は良くなくて、徐々に調子を上げたから」という声がありますが、女子が初戦でこてんぱんにのされたのは優勝したイタリアです。男子はイランです。イランが優勝する可能性はほぼ無いと言って良いでしょう。一緒にしてはいけないと思います。
ちなみにイランは世界ランク14位。イランより下のランクは日本しかいません。まぁ、世界ランクなんていい加減なものではありますが...。
とにかく明日から、少しでも日本が良いバレーボールを展開できるよう、祈るばかりです。女子のように、「速い=低い」の呪縛から解き放たれると良いのですが...。
<試合結果>
スポーツナビ | バレーボール | ワールドカップ | 日程・結果:男子 第1ラウンド より
<順位表 (勝ち点/勝/負)>
スポーツナビ | バレーボール | ワールドカップ | 順位表:男子 より
1. ブラジル (3/1/0)
1. アルゼンチン (3/1/0)
3. 米国 (3/1/0)
4. ポーランド (3/1/0)
5. イラン (3/1/0)
6. ロシア (3/1/0)
7. イタリア (0/0/1)
8. 日本 (0/0/1)
9. キューバ (0/0/1)
10. 中国 (0/0/1)
11. エジプト (0/0/1)
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