3位以内にロンドン五輪出場権が与えられたバレーボールのワールドカップ(W杯)女子大会。日本は残念ながら4位と、あと一歩で出場権に手が届かなかったが、日本のお茶の間は"ニューヒロイン"の誕生に沸いた。鋭いスパイクと、落ち着いたレシーブが武器の新鍋(しんなべ)理沙(久光製薬)だ。
上背はありませんが、機動力が売りの山口選手とは異なるタイプで、チームの良いアクセントになっていますね。いや、どちらかというとアクセントは山口選手の方で、堅実なのは新鍋選手の方だとは思いますけど。最後の2試合にスタメン出場できなかったのは、眞鍋監督がそこに求めたのが守備力よりも山口選手の機動力だったからで、決して彼女の力が劣る訳ではありません。今季Vリーグでも元気な姿を見せてくれるでしょう。怪我だけはどうか気を付けて。