僅差で初の五輪出場を逃したタイでは、日本がセルビア戦で2セットを取って出場を決めた後に手を抜き、わざと負けという見方が広がっている。セルビアが負けていれば、日本が3位、タイが4位で本戦に出場できた可能性があったとして、タイ・バレーボール協会は国際バレーボール連盟に調査を要求。タイの新聞、テレビは「日本の八百長疑惑」を一斉に報じ、交流サイトの「フェイスブック」には「許せん!日本料理はもう食べない!」といった怒りのコメントが多数投稿された。
国際バレーボール連盟はこの問題について28日、「調査の結果、八百長を裏付ける証拠はなかった。日本とセルビアのバレーボール協会、一部観衆も同意見だった」と発表した。ただし、大会のシステムがこうした疑いを招いたことを認め、八百長の可能性を減らすよう、システムを変更する方針を示した。
うーむ、試合内容をみる限り、どちらかがわざと手を抜いたりというようには見えませんでしたけどね。逆に、わざと手を抜いての敗戦であったらどれだけ良かったことか。真剣に戦ってのあの結果なので、色々と言いたくなってしまうわけで。そもそも、そんな器用なことができるような実力が、今の日本にあるとはとても思えません。日本の最終戦敗戦により出場権を逃したタイには本当に申し訳ないと思いますし、「八百長」と言いたくなる気持ちもわかりますが。