メグ号泣日本一!苦難乗り越え“大成”[インドア女子トピックス]
(2005-05-07 03:36:00)


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あまり取り上げるニュースが無いので、黒鷲旗決勝がらみで取り上げてない記事を、読者の方から頂いたものも含めてまとめてクリップ。

管理人は正直、パイオニアの優勝=栗原恵選手の復活とでも言わんばかりのマスコミの報道姿勢に首を傾げたくなる一人です。しかしまぁ、メグカナと騒がれた片翼の大山加奈選手は出場していませんし、全日本選手を多数有するNECは準決勝で姿を消したし、栗原選手をクローズアップしたくなるマスコミの気持ちも分からなくもないです。記事はなるべくドラマチックに人間模様を描いた方が、読者の心を引きつけるでしょうしね。

で結局、今回のパイオニアの優勝で、栗原選手復活&移籍は正解としてしまって良いのでしょうか。管理人は実際に試合を見ていませんので、それは分かりません。ただ、読者の方からのコメントを読んだり、記事中のセリンジャー監督や他選手のコメントなどを読むに付け、この優勝はパイオニアの他選手及びスタッフからの、栗原選手へのプレゼントじゃなかったのかな、と思います。「あなたの選んだ道は間違っていないんだよ。」みんなで一生懸命、そう言って励ましているような。ということはそれはそれで正解だったのかな、と思います。

一つ気付いたことがあります。それは管理人の中で、いつの間にか大山加奈選手と栗原恵選手に対する見方が180度ひっくり返っているということ。

ここからは完全に管理人の推測なので、話半分に聞いてくださいね。

彼女ら「メグカナ」を2003年のワールドカップで初めて見た時の印象は、大山選手は精神的に脆く、それに対して栗原選手はタフ、というものでした。それが「あれっ、ちょっと違うかな?」と思い始めたのが、昨年の栗原選手の移籍騒動でした。

思うに栗原選手って、物事を深く考え過ぎるきらいがあるのではないでしょうか。行動する前に、まず考える。自分のこと、周りのこと、その他諸々のことを考えに考え抜いた結果、行動に移す。端的に言うと、あまり自分に自信を持っていない。故に、どうしたら自分に自信を持てるのか、常に考える。だから考えた末に辿り着いた答えは、絶対に譲れないし、意固地になる。だってそれが、自分が自分に自信を持てる、唯一の道だから。

対して大山選手は、まず行動に移すタイプ。とりあえずやってみて、後で考える。というか、あまり考えない。とても素直に純粋に、周りの期待やそこから来るプレッシャーを受け止め、自分の力に変えることができる選手。サイトで弟さんの写真公開しちゃったり、ファンに勧められるままブログ開設しちゃったりなんて所からも、その大物ぶりが見え隠れ。ただ、こういうタイプは壁にぶつかると脆い。高校レベルまでなら持って生まれた身体能力で乗り越えることができただろうけど、世界を相手にして、初めて本当の壁にぶち当たった時、乗り越えられるのかどうか。柳本監督は危惧していたのはまさにここで、昨年のOQT前にあのような壁をわざと作ったのは、その辺を見越してのことではないでしょうか。

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