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ﾋﾞｰﾁﾊﾞﾚｰの国内ﾂｱｰ､ﾌｧｲﾃﾝﾋﾞｰﾁﾊﾞﾚｰJBVﾂｱｰ2007､霧島酒造ｵｰﾌﾟﾝが昨日､最終日を迎えました｡世間では浅尾美和選手の話題で持ちきりでしたが､結果はどうだったんでしょう｡｢日本ﾋﾞｰﾁﾊﾞﾚｰ連盟公式ｻｲﾄ｣に最終日の詳しいﾚﾎﾟｰﾄが載っています｡
まず女子｡
女子決勝は楠原･佐伯ﾍﾟｱ対田中･小泉ﾍﾟｱのお馴染みの顔合わせ｡第1ｾｯﾄは､昨日から田中のﾜﾝﾌﾞﾛｯｸ制を強いている田中のﾌﾞﾛｯｸが機能し田中･小泉ﾍﾟｱが5対1と大量ﾘｰﾄﾞを奪う｡しかし､楠原･佐伯ﾍﾟｱはじわじわと点差を詰め19-19と同点に追いつくと終盤粘り強い攻守でﾗﾘｰを制し22- 20と先取した｡第2ｾｯﾄは楠原のｼﾞｬﾝﾌﾟｻｰﾌﾞが次々に田中･小泉ﾍﾟｱを襲う｡終始主導権を握った楠原･佐伯ﾍﾟｱがｺｰﾄの幅をめいいっぱい使ったﾊﾞﾚｰを縦横無尽に展開し田中･小泉ﾍﾟｱを12点に押さえ､初優勝を飾った｡
浅尾･西堀ﾍﾟｱは準決勝で田中･小泉ﾍﾟｱに敗退｡
次に男子｡
男子決勝戦は白鳥･朝日ﾍﾟｱ対森川･山本ﾍﾟｱ戦｡第1ｾｯﾄは､今季初の決勝の舞台を踏んだ森川･山本ﾍﾟｱがそれぞれの持ち味を発揮し一進一退の攻防が繰り広げられるも､白鳥･朝日ﾍﾟｱが僅差をﾓﾉにし先取した｡第2ｾｯﾄは白鳥のｼﾞｬﾝﾌﾟｻｰﾌﾞが冴え､朝日のﾌﾞﾛｯｸで点を重ね13-8と白鳥･朝日ﾍﾟｱが森川･山本ﾍﾟｱを突き放す｡その勢いは終盤まで衰えることなく第2ｾｯﾄも制し､見事3冠を達成した｡
その他の試合の詳細はﾘﾝｸ先にて｡
一つ気になったのは､敗戦後の浅尾選手のｺﾒﾝﾄ｡
7大会連続で3位にとどまった浅尾は｢勝てない相手だと思わない｡田中･小泉ﾍﾟｱはｻｰﾌﾞを思いっ切り打ってきたけど､自分たちは打てなかっただけ｡力の差があるとは思っていない｣と敗因を挙げた｡
ｻｰﾌﾞやｽﾊﾟｲｸを勝負どころで思いっ切り打てるか打てないかは､勝敗を左右する大きな要素であり､精神的な強さや経験が必要で､それこそがまさに大きな力の差があることの証明だと思うんですけどね｡そこが理解できないといつまでも勝てないでしょう｡
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