青山繁のワールドリーグ解説/悔やまれる勝負どころでのミス[インドア男子トピックス]
(2007-06-25 02:32:53)


男子バレーボールの「ワールドリーグ2007」熊本大会が23、24日、熊本県立総合体育館で行われた。スポーツナビでは、1992年バルセロナ五輪ほか、数々の国際大会で代表メンバーとして活躍した青山繁氏に、米国に僅差(きんさ)に迫りながらも敗れた熊本大会第二日の模様を語ってもらった。

ただ今絶賛感染中のTV放送にて解説されている青山氏によるコラムです。

日本は身長が低いのだから、1本のスパイクで決まると思ってはダメ。(相手の)高いブロックに対するフォローなど、まだ個々の意識が徹底されていないと感じられた。もっと信頼関係を築くことが、つなぎのプレー、しつこいバレーを生み出すはずだ。

確かに、フォローすべきボールをフォローできない場面がいくつかありました。どうやっても拾えないサーブ、スパイクはあるわけで、それは拾えなくても仕方ないけれど、拾えるボールはきちんと拾っていかなければ、身体能力で劣る日本が勝つことはできないでしょう。

来週の東京でのホームゲーム最終戦(対フランス)では、やはりスーパーエースの直弘龍治(JT)の奮起に期待したい。米国戦では思うような結果を残すことができず、相手のブロックを怖がって打っているようにも見えた。どんな形であれ、1点は1点なのだから、きれいなバレーをすることだけにこだわらず、思い切りのいいプレーをしてほしいと願う。

んー、どうでしょう。私は土曜日の直弘選手のプレーに大きく失望させられたわけですが…。もう「メンタル面を鍛えれば」とか言われる年齢でもないですよね。これまでは国内、持ち前の高さで勝負できる環境しか知らないでやってきたところ、その高さが通用しない環境でどうすれば良いか分からなくなっているのかもしれません。しかしワールドカップまで時間がありませんし、五輪予選は来年です。つまらないプライドや固定観念は取り払って、ワンタッチを狙ったりリバウンドを貰ったり繋ぎのスパイクを打ったりしていかないと、彼に全日本での未来はないと個人的には思います。



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