“勝てた試合”の敗因/中垣内祐一が語る バレーW杯男子解説[インドア男子トピックス]
(2007-11-25 01:27:35)


スポーツナビのコラムです。

スポーツナビでは、90年代の全日本でスーパーエースとして活躍し、現在V・プレミアリーグの堺ブレイザーズ監督を務める中垣内祐一氏に、全日本男子前半戦の解説と、後半戦に向けての展望を語ってもらった。

で、どうも一部で物議を醸しているのが以下の箇所。

 また荻野正二は、選手としては偉大な選手だが、日本のためを思うと後半戦は出るべきではないと思います。もちろん荻野の技術面でという意味ではなく、日本の今後のためを考えるとそう思いますね。
 若い越川、石島、清水が少しでも気持ちよくプレーできる環境にすること。スタッフと選手の間を取り持つ、いいつなぎの役割を果たしてほしい。そうすることが、日本の今後のためになります。若い選手のいい手本であってほしいと思いますね。

「後半戦は出るべきではない」=「まったく出るな」というのは言い過ぎとは思いますが、荻野選手が出ずに済むならその方がベターであるのは確かだと思います。年齢的な体力面の衰えもあるし、いざという時の切り札的な使い方が良いでしょう。韓国戦、オーストラリア戦の2試合連続スタメンというのは、あれは完全に監督の采配ミスだと思います。

とは言え、裏方に徹するというのもちょっと違うと思いますね。12人に選ばれている以上、いつでもコートに立てる準備はしておくべきです。コートに立つ必要がないならコーチでも、ベンチ外でも良い。荻野選手自身も、そのつもりでベンチに入っているはずです。なので中垣内氏の書き方は、ちょっと違う気がしますね。

それと、堺の監督を務めているということで致し方ないとは思うのですが、やたらと自分のところの選手への思い入れを外に出すのも止めて欲しい。気持ちは分かりますが、選手を第3者的に平等な目で評価できないのなら、解説の仕事はキャンセルすべきだと思います。中垣内氏の解説はなかなかクレバーで好きだっただけに、ここのところの偏った言動は非常に残念です。



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