日本に求められる「木村頼み」からの脱却/スポーツナビコラム[インドア女子トピックス]
(2012-05-30 08:21:51)


 戦前の予想は「よほどの間違いがなければ、堅い」。
 昨秋のワールドカップ(W杯)で3位以内に入り、ロンドン五輪の出場権を手にすることはかなわなかったが、世界最終予選(5月19〜27日)を前にバレーボール全日本女子の五輪出場そのものを危ぶむ声は至って少数だった。

ご紹介を忘れていました、スポーツナビのコラム。詳細はリンク先で読んで頂きたいのですが、一点。

五輪出場が決まったにもかかわらず、どこかスッキリしないのは、最終予選で見つかった課題が、予想以上に多かったせいかもしれない。

これは違いますね。ここ数年ずっと「課題」と言われて続けてきた点が何一つ改善されないまま今回の最終予選を迎え、見事に結果に反映されてしまったことがスッキリしない理由です。ずっと言われてきた「課題」というのは、

  1. 代えがきかないと言っても、木村選手が崩れた場合にどうするのか。
  2. 竹下選手の後継、あるいは代替となる大型(せめて中型)セッターの育成。
  3. レシーブが乱れた、あるいはファーストタッチをセッターが行った場合の攻撃選択肢の増加(オーバーパスのできるリベロの育成あるいは、MBによるセットアップ)。

といった点です。これらの問題を抱えたまま、世界選手権では運良く銅メダルを獲得できてしまった為か、その後改善されることも無く今日を迎えてしまいました。

正直、ロンドン五輪までにこれらを改善するには時間が無さ過ぎます。ロンドンが終わった後にこれらの課題が持ち越されると思うのですが、その時にどうなっていくのか、注目していきたいです。



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