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こちらもひとまず結果を。
■3位決定戦試合結果
ロシア - アメリカ
[ 3 - 0 ]
Set1: 25-22
Set2: 27-25
Set3: 25-16
■決勝戦試合結果
イタリア - ブラジル
[ 1 - 3 ]
Set1: 15-25
Set2: 26-24
Set3: 20-25
Set4: 22-25
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■TV観戦の感想
まずは3位決定戦。
アメリカには申し訳ないですが、地力が違ったかな、という感じ。出足もたつくロシアに対して、それでも1セット目を持っていかれると、2セット目は粘ったものの連取され、3セット目は力尽きたのか、ようやく歯車のかみ合いだしたロシアの前に、割とあっさりストレート負け。フランスが予選ラウンドで、セルビア・モンテネグロがベスト8でと、優勝候補が早々に姿を消す中、ダークホース的なアメリカは是が非でもメダルを獲得したかったところでしょうが、そう甘くはありませんでしたね。実況では、かつてのカーチ・キライ選手が率いていた、強かった頃のアメリカに少し触れていましたが、あの頃のアメリカの強さの秘密はキライ選手の強烈なリーダーシップもひとつの要因ですが、ロス五輪の為、徹底的に他の競合国を研究、徹底的に強化を進め、世界で初めてリードブロックやスーパーエースシステムなどを導入したことにあります。もう一度強いアメリカを見る為には、そのあたりがキーポイントになるのでは。成熟度の増した近代バレーでは、新しい戦術というのも難しい気はしますが……。
続いて決勝戦。
まさに意地と意地のぶつかり合い。技術や体力を通り越した、何か別のところでの戦いだったような気がします。がしかし、勝負を決めたのはやはり、世界No.1リベロを要する安定した守備と、どこからでも(控えの選手も含めて)攻撃できる選択肢の多さでした。イタリア/マストランジェロ選手の思いは痛いほど伝わってきましたが、ブラジルの強烈なサーブにカットを乱され(それでもあのサーブのほとんどがセッターに返るんだから凄い)、エース勝負になっては厳しいです。しかしそれにしても、途中交代で入ったブラジル/アンデルソン選手(NECブルーロケッツで活躍中)があんなに小さく見えるんですね。改めて驚き。また、途中で下がってしまいましたがイタリア/ジャーニ選手にも注目。かつてのスーパーエースが、ベテランの域に達し、主将を務め、何よりサイドアタッカーとしてコートに立っているという事実。今の日本男子では、山本選手がサーブレシーブをしている姿など想像できません。この辺りに、世界トップチームと全日本との大きな差を感じます。もう一つ、今回は出番のなかったブラジル/ガビオ(ジオバーニ)選手が、コートチェンジの際にクーラーボックスを担いでベンチを移動していました。年齢や経験に関係なく、チーム一丸となって戦う姿。今のブラジル男子の強さは、そこにあるのかもしれません。
出先なので、関連記事へのリンクはまたあとで。
<8/31 1:14>
というわけで関連記事。
Yahoo!ニュース - スポーツ - 時事通信:男子はブラジルが金メダル
SANSPO.COM:男子はブラジルが12年ぶりの金
スポーツナビ | ニュース | 名将の下で王座復活 ブラジル3大会ぶりV
トピックス > バレーボール > バレーボール男子決勝" href="http://news.www.infoseek.co.jp/topics/sports/volley.html?d=30reuters_oly_photo20040830_315&cat=43" target="_blank">インフォシークニュース > トピックス > バレーボール > バレーボール男子決勝
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