“ビーチの妖精”浅尾美和(21=ケイブロス)が初タイトルを手に入れた。この日から本選が始まり、浅尾と西堀健実(26)のペアは順当に2連勝。今季5戦連続の4強入りで、ツアーの年間ポイント1位を確定させた。準決勝と決勝は8日に行われ、悲願の初ファイナルがかかる準決勝は藤原、駒田組と対戦する。もう一方のブロックで国内2強の楠原、佐伯組と小泉、田中組がつぶし合う幸運も引き寄せた浅尾。初優勝の期待も高まってきた。
ま、その期待は外れに終わったわけですが。
年間ポイント1位。海外重視の2強が1大会を欠場した影響が大きいとはいえ、ビーチ人生初の勲章だ。「皆勤賞みたいなものです」と浅尾は照れるが、安定した成績を残し続けたことも事実。今大会で組み合わせに恵まれたのも、コツコツと積み重ねたポイントがシード順に反映されたからだ。
本人が言うとおり、皆勤賞みたいなものでしょうが、それでも出場した大会で確実に勝てる試合は勝ってきた証ですね。そこは胸張って良いと思います。