浜松日体高校(浜松市東区)の男子ﾊﾞﾚｰﾎﾞｰﾙ部で､顧問の男性教諭(41)が部員に暴力を振るっていたことが17日､分かった｡
一昨日くらいから話題になっているこの件ですけど｡様子の一部が動画ｻｲﾄに投稿されたのがきっかけで発覚した訳ですが､これはもう､｢体罰｣を通り越して完全に｢暴力｣と言っていいと思います｡あんなに殴る意味がちょっと分からないです｡
動画の一部はこちらなどでみられます→静岡の高校ﾊﾞﾚｰ部で顧問が平手打ち､ﾈｯﾄで告発(TBS系(JNN)) - Yahoo!ﾆｭｰｽ
私も､学生で部活をしてた頃は体罰を受けておりまして､ずっと体罰肯定派でしたが､最近ではすっかり否定派です｡ﾁｰﾑを強くする為に体罰は手っ取り早いのかもしれませんが､そこから生まれるのは監督の言うことにただ｢はい｣と答えるだけの､自分で何も考えないﾛﾎﾞｯﾄのような人間です｡そういう､いわゆる｢体育会系｣の人間が会社でもてはやされた時代はもう終わろうとしています｡そうやって殴られて育って来た人間が､生き残って行ける社会ではなくなって来ているのです｡
今回のこの件は､岐阜県内であった練習試合の最中に行われたもの､となっています｡ということは､他の学校の顧問や生徒がいる前で､これが行われていたということになります｡ということは､そこにいた他の学校の部でも同じようなことが行われていた可能性が高いのではないでしょうか?だからこそ､この顧問もこれだけのことを対外試合の場で行えたのではないでしょうか｡今回､彼だけがｽｹｰﾌﾟｺﾞｰﾄにされていますが､問題はもっと根深いのではないかと思っています｡