日本バレーボール協会が、全日本チームのユニホームやシューズなどスポーツメーカーとの契約方法を見直し、入札で納入業者を決めることが4日、明らかになった。
これまでは男子がアシックス、女子がミズノと決まっていました(ユニバ以下はまた別)が、
入札制度でユニホーム、シューズを別々の業者が契約したり、男女合わせて1社が独占することも可能になる
とのことです。個人的には、大いに結構なことだと思います。これによって、
数千万円といわれる独占契約料が2倍以上になることも見込まれる
そうですから。ただ、現在はアテネ五輪直後で比較的バレー人気が高まっているから良いのですが、また人気が低迷、なんてことになるとどうなんでしょうね(もちろん、低迷するようなことがないようにして欲しいですが)。
山岸紀郎・日本バレーボール協会専務理事「苦しい時を支えてくれた国内業者の方には心苦しいが、財政基盤を確立しないと、将来展望が立たない。(女子チームなど)露出度が高く、いいものは高く売れると思う」
そう、アシックスやミズノは、人気が低迷していた時期にもバレーボールをずっと支えてきてくれたわけです。今回の入札制度は、これらのメーカーが離れていってしまう危険も孕んでいます。
入札対象になるのは、全日本が使うユニホーム(バッグを含む)、公式ウエア、シューズ、サポーターと、日本協会主催大会でのボールの計5種類。
ボールは、試合で使用されるメーカーのものを前提にした方が良いと思うんですけどね。メーカーによって、結構フィーリングが違うものです。また、これは前々から思っていたんですが、シューズは選手個人の好きなメーカーのものを履けるようにしませんか?シューズが合うか合わないかは、プレーに大きく影響しますよ。一流選手は道具を選ばないとは言いますけど……。
7日に企業説明会を行い、今月中に落札業者が決まる見込み