バレーボール男子ワールドカップ(=W杯、11月20日〜12月4日、東京など)で、日本が開幕5連敗と苦しんでいる。今大会に出場している12カ国中、日本は世界ランキング最下位の18位。厳しい戦いが予想されてはいた。
ただ、ランキング上位の国であっても、今大会コンディションがよくないセルビア戦のように、日本にも十分に勝つチャンスのある試合もあった。しかし、そのチャンスをものにすることができていない。
前半戦を終え、開幕5連敗と苦しむ全日本男子の戦いを総括するコラム。ですが、タイトルからしてちょっと???
ミスの多さや経験の無さをを問題にしていますが、前者はそもそもどうしてミスが多いのかが問題なのにそこに突っ込んでいないし、後者は強豪との対戦が少ないからなどとしています。
どちらの問題も、裏を返せば基本技術レベルの低さが原因だと思うのですけどね。オーバーパス一つ取っても、きちんとハイセットを上げられない選手がいるとか、基本的な技術の裏付けが無いから、自信が持てない。それを「ち密さが足りない」と呼ぶのなら、そうかも知れないでしけど。
トランジションアタック、つまりディグが上がってからの攻撃に問題があるからだ。相手ブロックが複数枚ついた時にシャットアウトされるケースが多かった。
後半のこの部分については良いと思うのですが、その解決策を結局「個人技」にしてしまっている。そうではなくて、特に清水選手や米山選手などは、ブロックをみてコースを打ち分けたりブロックアウトを狙ったり、そもそもきちんとできる選手なんです。それが出来ていないのが何故なのか。それが出来ないトスが上がって来てるからだと思うんですが。どうしてそこに突っ込まないんでしょう。
なんかちょっとずれたコラムでした。