「相手のスパイカーがあれだけ決めているのに、自分は決められず、ショック」。消え入るような声だったのは栗原。決まったスパイクは3本だけ。打ちきらずに無難に返す場面もあり、決定率は16%弱まで落ち込んだ。
今大会、栗原のスパイク決定率は米国戦が28%、ベネズエラ戦44%、ポーランド戦28%、キューバ戦48%。「レシーブが崩れ、苦しい球を打つので仕方がない」とかばっていた柳本監督も、中国戦では一時、狩野と入れ替えてベンチに下げた。
中国戦は、完全に気持ちが切れたプレーをしていましたからね。。。逆境でもひるまずに立ち向かい、打開していくのが「エース」だと思うんだけれど。