「バレーボールVリーグ オフィシャルサイト」にて、「2008/09 Vリーグの特別ルールについて」が掲載されています。
先に「2008/09Vリーグレフェリークリニック開催」のトピックスでもご紹介しておりますが、今シーズンからルール改正が行なわれます。
バレーボールの基本ルールとして馴染んできた、「タッチネット」や「チーム人数」に関する改正だけに、 バレーボールにどんな変化をもたらすのか、大変興味深いところです。開幕直前になりましたので、要点を再度お知らせします。
ということで、要点は以下の通り。
(1) パッシングザセンターライン
(旧) 他のいかなる身体の部分も、相手コートに触れることは許されない。
(新) 足よりも上部の身体のいかなる部分も、相手コートに触れることは許される。
※足(くるぶし)より上の部分が相手コートに触れてもよいことになった
これは結構ありますよね。ネット際のボールをスライディング、フライングレシーブ等で拾いに行った時など、パッシングを気にしなくて済みます。
(2) タッチネット
(旧) 競技者がボールをプレーしているときにネットまたはアンテナに触れる行為は反則。
(新) 競技者はネットを含め、支柱、ロープあるいはアンテナ外側のいかなる物体に触れてもよい。
ただし、ボールをプレー中に上部白帯およびアンテナに触れた場合は反則となる。
また、アドバンテージを得るため、または相手のプレーを妨害するためにネットに触れる行為も反則。
プレー中であっても、白帯より下は触れても良いと。ふーん。
(3) リベロに関する事項
(旧) 1チームは、最大限12人の競技者とする。
12人の中からリベロプレーヤーを1名登録する権利を持っている。
(新) 1チームは、最大限14人の競技者とする。
13〜14名を登録した場合は、2名のリベロプレーヤーを登録しなければならない。
12名以下の登録した場合は、0〜2名のリベロプレーヤーを登録することができる。
2名のリベロプレーヤーを登録した場合、試合中に一度だけ先発リベロから予備リベロに交代できる。
ただし、一度交代した先発リベロは、その試合中再びコートに戻ることはできない。
「ただし、一度交代した先発リベロは、その試合中再びコートに戻ることはできない。」ここが肝かなぁ。これがなかったとすると、かなり戦術が広がりそうな気がしますが、この制限があるおかげでこのルールの利用価値がぐっと下がっている気がする。