今年5月27日。V・プレミアリーグ、東レアローズに所属していた大山未希の、ビーチバレーへの転向が発表された。その約1カ月後、1歳年上の姉・大山加奈の現役引退のニュースが駆け巡った。
未希は小・中・高校時代、すべて主将を務め、数々の大会で全国優勝を果たしたエリート選手だ。にもかかわらず、これまではいつも「メグカナの、カナの妹」という目で見られてきた。
今夏、初めて、未希は姉と別の道を歩み始めた。ビーチバレーでは男子の畑信也などが所属するグランディアへの所属が決まり、神奈川県藤沢市の鵠沼海岸を拠点に練習を積んでいる。関西を拠点とする藤原みか子とペアを組み、8月19〜22日に開催される「第21回全日本ビーチバレー女子選手権(ビーチバレージャパンレディース2010)」に出場する。ビーチバレーに転向してわずか約2カ月で、激戦区の大阪において予選を勝ち抜き、全国大会に出場するのは異例のことだ。
ビーチの新たなヒロインに......。そんな予感を漂わせる大山未希に、ビーチバレー転向の理由や、姉・加奈への想いを聞いた。
ビーチバレーに転向した大山未希選手のインタビュー記事です。179cm という長身と、インドアで常にトップでプレーし続けた実績、どんなポジションでもこなす器用さなどから、その活躍が今から期待されています。ビーチバレージャパンレディースが公式戦デビューになるとのことで、今から楽しみですね。
ビーチに転向した経緯やなどが綴られていますが、やはり目に留まったのが以下の箇所です。
でも(全日本は)大型セッターを育てるといいながら、結局そうはならなくて、「なんだ、そうなんだ」と。
耳が痛いですね...。