Quoted from asahi.com : アテネ五輪特集 腹に響くような大音響の中、色鮮やかな光線がバレーボールコートで揺れる。東京体育館で開かれているアテネ五輪最終予選は、アイドルグループ「NEWS」のショータイムさながらだ。
これも訪問者の方に教えて頂いた記事。
Quoted from asahi.com : アテネ五輪特集 アイドルを起用した演出は、五輪前年に日本で開かれるワールドカップ(W杯)と同じ戦略だ。大会運営を担うフジテレビ・スポーツ部制作担当部長の川口哲生が言う。「チームの好成績もあったが、純粋なバレーファンを対象にした従来のやり方では、正直言って観客動員も視聴率もここまでは伸ばせない」
どうしてここまで観客動員と視聴率を伸ばさなければならないかというと、
Quoted from asahi.com : アテネ五輪特集 昨秋のW杯でフジテレビが国際バレーボール連盟に支払った開催権料と放映権料は約20億円(推定)にものぼった。今回は五輪予選にもかかわらず、4年前の3倍となる10億円近い値がついた。1カ月にわたる大会を連日、ゴールデンタイムへぶつけていくのだから失敗は許されない。
こんなに吹っかけられてるから。FIVB……。
テレビ局側からすれば、ジャニーズの起用は「仕方がない」ことなのかもしれません。しかし、あまりに安易な戦略のような気も。
「競技力の低下とともに、人気も下落の一途をたどった」のは、日本人があまりに結果ばかりを追い過ぎるから。もっと競技自体の楽しさ、面白さ、奥深さを伝えていくような、日本人のスポーツ観戦を成熟させていくような、そんな方法は無いんでしょうか。
Quoted from asahi.com : アテネ五輪特集 会場ではタレント目当てにやってきた女性から、「バレーも、面白いじゃん」という声が聞こえるようになった。 (中略) 「より多くの方にバレーの魅力を知ってもらうことが、将来に跳ね返ってくる」
果たしてこの五輪予選で、「バレーの魅力を知」ることが出来た人はどれだけいたでしょう。オリンピック後が楽しみです(色んな意味で)。