今季のバレーボール女子日本代表の新主将に、木村沙織(ワクフバンク)が選ばれた。今季は五輪後という一つの区切りになるので、主将交代はあり得るかなとは思っていたが、木村は、私が主将になった2003年に高校生として日本代表に入ってきた選手。私もトシを取ったなあ、というのが偽らざる感想だ。
吉原知子さんによるコラム。
だけど、「立場が人を育てる」というのは絶対にある。視野も広がるし、コミュニケーションも取らなければならない。精神的にも強くなるし、それらはプレーにもよい影響を与える。木村は既にトッププレーヤーだが、それでも「数年前とは全然違う」と言われるような成長を遂げてほしい。
木村選手には是非「自分らしい主将」になって欲しいと思います。