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Quoted from スポーツナビ | アテネ五輪 Athens2004 | バレーボール コラム|4年後へ、夢は持ち越し。期待と現実の乖離(かいり) でも、それでも、つい応援したくなるチームだった。魅力があったのだ。選手にしても同様だったようだ。背中の痛みを押して奮闘した大友愛は試合後言った。 「一番心に思ったことは、このメンバーで戦ってこれてよかったということです。勝ち負けより、このメンバーでやれてよかったです」 栗原はミックスゾーンで話し始めると、みるまに大きな目に涙があふれてきた。 「ほんとに、すごく悔しい。厳しい戦いだった。気持ちの弱さが出たと思います」 向上心の塊は、悔しくて、悔しくて、たまらないのだ。そして、付け加えた。 「みんなと一緒に戦えたことがすごくうれしかったです」