by 太鉄(2004-08-30 01:01:13)
>ゆうさん
そう、協会が、柳本監督がベストと判断した理由はどこにあるのか、きちんと検討を重ねたのか、そこが疑問です。
豊田専務理事は、「結果を出した。若手も育ってきている。北京まで(柳本監督を)代える理由はない」「アテネもメダルに絡む戦いをしてくれるはず」と言っていました。
また、「現状は中国が頭1つ抜けているのは事実。だが、このまま4年間、同じように強化していけば北京五輪では金メダルを狙える」とも言っていましたが、準々決勝の中国戦を観ても、まだそう言い切れるのでしょうかね。
by ブラックバボ(2004-08-31 03:50:43)
他競技の選手は世界選手権やその予選やいろんな部分で精神的に強くなるんですよ。ところがバレーの場合はW杯は日本永久開催、世界選手権も日本でよく開かれるし、世界選手権の予選は格下との相手…加えて今回は最終予選もイタリア、ロシア、韓国に負けても行けるような最終予選でしたよね。ですからアウェイ慣れや精神的に強くなる機会が少ないバレー独特の理由があるわけです。大山選手をしごき過ぎだとか不仲だとかいっている人達は全部練習をみたんでしょうか。一部でその人の人格を決めるべきではないと思います。それに柳本さんは元々監督になる人がいなくて協会が第一希望でのぞんた人ではありません。管理人さんにしても続投を決まったとき『たしかに代える理由はない』と言われていたようにあの当時待ってくれという意見はありませんでした。日本はたしかに強くなりましたがW杯はロシアやドイツが不運でいなかったしイタリアもベストではなかったんでしたよね。だから結果的に実力よりも順位が上がってしまったのもあります。チームの再建はそんな早いものでできるものではありません。世界選手権13位からまだ2年ですよ?そこからメダルを取るという意識を持たせ、若手やベテランをうまく使い実力はやっと世界の一流が見えるとこまできたんです。どんな監督にしろ欠点はあるわけです。かつてと違い単独で勝てるわけではありませんし『監督に逆らうのはもってのほか』とゆうのもありませんし、なかなか監督との意思疎通が難しい部分もあったでしょう。経験力不足は柳本さんだけの責任ではありませんしね。私も柳本さんの采配がわからないときもあります。例えば本当なら私の考えですがセッターの控えは大貫選手を入れたかったですしね(笑)短期間からこそ普段から杉山、高橋、大友、栗原選手といったレギュラークラスとNECなのでトスを合わせる機会が必然的に多く、サーブ力や竹下選手より高いところや打てるとこや国際舞台での経験を考えたりするとね…。中国戦は木村選手をレフトに入れて栗原選手と交代させてもよかったんじゃないかとか…大村選手をレフトに入れてセンターの動きをさせてみたりとか…他にもありますがそうゆうのはありますがやはり柳本さんでいんじゃないかと思います。管理人さんの言われたプラスアルファも同感なんですがまずはチームとして完成してからですよね…。。難しいです。最低でもあと1年待ってもいいのでは?
by アンシャント・グローリー(2004-08-31 22:22:02)
7月初旬に柳本さんを続投と協会が、発表しているのだから、このまま多分、柳本監督でゆく事になると思います。 が、しかし、果たして選手が集まるのだろうか? メガトン級の書き込みになるかもしてれませんが、実のところ、この点が気に懸かります。だけど何よりも、やはり監督は、戦術を語らないと。自ら立案した戦術が、試合の場で、どのように展開されており、それをどう進めたり、修正したり、変更したりするのかを、場面場面において選手に指示したり、指導をしなければ試合にならない。この点において、アテネ五輪では、予選の試合では、殆ど選手と会話らしい会話がなかった。これでは、何のために監督がいるのか解からない。タイムの時でも殆ど選手への指示はなく、選手同士で話しあっているのが良く聞こえているという状態でした。一体全体、この戦い方は、何なんだろう? と訝ることしきりでした。これでは、北京を任せられないのでは、ないのか?というのが、監督再考の論旨です。
by すくな(2004-08-31 23:20:52)
監督よりもむしろVリーグの企業の方を向いた体制にこそ深い問題があるかと思います。
全日本に中心選手を取られる事を嫌い、全日本としての一貫した選手育成が困難な状況がありますから。
先ず、ここを変えて行かなければ。監督の首を安易にすげ替えるだけでは何も変わらないのではないかと思います。
by ブラックバボ(2004-09-01 08:31:40)
タイムアウトの時は五輪用の放送なのか相手のチームを映していたり音声が小さかったりで柳本さんの声も聞こえましたが…。どうなんでしょうか。もっと詳しい話が聞けるといいのですが。私も理想として監督はピンチのときこそ冷静に指示が出せることです。やはりガンバレとかじゃ辛いときもありますからね…。。監督は難しいです。戦略だけでは名将になれませんしね…。で、今の日本というのは形がないんですよ。例えばレフトに高橋、成田選手を入れれば小さくても粘り強い速さのバレーができますし大山、佐々木選手を使えばパワーバレーができますし…とかなり幅が広いんですよね。幅の広さから言えばはっきり言って中国よりも広いんですよ。バックアタックなんかがそうですし。ただ、中国の方がものすごく深く完成されているんです。ブラジルにしてもキューバにしてもこれといった素晴らしい部分があるから強いんですよね。キューバのパワーや高さとか。じゃあ日本は?というと可能性が今はあるだけで形が決まっていない、だからこそ難しい部分があるのですが希望はありますよね。これからある程度形を決めていく必要はあるでしょうが幅が広いのを活かしてほしいし大山選手などを型にはめないで育成していってほしいですね。栗原、大山選手を使ったのは北京のためではなかったと思います。佐々木選手は不調、木村選手も調子はよくないと考えるとこの二人に任せるしかなかったかなぁ…なんて。それでサーブレシーブが安定しないのは明らかだったんですが栗原、大山選手が爆発すれば彼女達には勢いや決定力があるからもしかしたらと期待してしまったのはわからなくもないような気がします。五輪の空気にのまれたのか、自分達を過信した部分があったのか…。柳本さんは五輪でメダルをとりにいくというのはどうゆうことか選手時代の経験や世代的にわかっていたので厳しくなってしまい選手達とのギャップがあったのかもわかりませんね。柳本さんの競争させていくやり方が選手達にとってレギュラーが決まらないストレスもあったでしょう。しかしレギュラーを決めてしまうと他の選手のヤル気や安心感が生まれてしまう…バランスが難しいんです。ある程度、形が決まっていれば良いのですがレフトは若手で不安定…佐々木選手は気持ちが切れてしまう部分があるのでなかなか固定は難しかったでしょうね。しかしここまできたのも彼女達の力があってこそ。これからもっと経験をつんでからでしょうね…。