by 太鉄(2004-09-01 09:49:48)
>ブラックバボさん
『たしかに代える理由はない』と言ったのは、皮肉のつもりでした。
確かにあの時点では表立って代える理由はありませんでしたが、オリンピックを見てから決めても遅くはないと思いましたので。
また、大貫選手のセッターは管理人としては「なし」です。
私は彼女をセッターだと思っていません。
実際、NECにおいても高橋・栗原の両選手とは特にコンビが合っていませんでした。
長いトスになればなるほどぶれ幅が大きくなります。
それと、日本の形の幅が広い、とのことですが、それはどの形も中途半端だからと思います。
攻撃力を重視すれば守備がおろそかになり、守備を重視すれば攻撃がままならない。
逆に、幅が狭いんだと思います。
女子の中国や男子のブラジルのように、12人のうちの誰がコートに立っても、守備にも攻撃にもブロックにもサーブにも、安定した力を発揮できるのが本当の幅の広さだと思います。
>すくなさん
もちろん、国内リーグの改革やルール改正(ほかの記事へのコメントで書いた、フリーポジションやリベロの廃止)なども、並行して行っていかなければ根本的な解決にはならないでしょう。
しかし、それらの効果が現れるのは8年後、12年後なわけで、とりあえず4年後のメダルを狙う為にできうる限りのことをしようとした場合、柳本監督という選択はベストと言えるだけの材料が協会にあるのか、少々疑問なんです。
柳本監督が、協会の声を無視して選手選考をするなど、これまでとは一味違う監督であることは認識していますが、どこまで(良い意味で)好き勝手やれるのか心配です。
経験のある外国人監督を招聘し、散々わがまま言ってもらって現在の体制を一度ぶち壊してもらうのが、一番手っ取り早いのかな、という気がしています。
by ブラックバボ(2004-09-02 00:06:45)
幅が広いとゆうのはいろんなバレーができるという意味で使ったんです。選手層が厚いとか本当の意味での幅の広さについて言ったわけじゃなくてね。そうなんですよね、今は中途ハンパなんです。私の前の文で言ったのを引用すると『今は可能性があるだけで形が決まっていない』ということなんですよ。そこは同感ですね。『たしかに代える理由はない』なんですが、いろいろ解釈できるので曖昧なように思えますが…ならばその時に『今、続投を決めるのは早いのでは?』という意見が聞きたかったかなぁ。まぁ解釈について語ってしまってもイタチゴッコになってしまうので避けます。控えのセッターについてなんですがたしかに大貫選手はぶれてしまいますが短期間ということを考えれば…という要素も考えてなんですがね(笑)VリーグでトスがあわなかったのもW杯の影響がないとは否定できないでしょうしね。まぁ戦術論とゆうのもなかなか難しいしそれぞれ考え方がありますのであくまで参考程度で聞いていただければいいかなぁと思いますが…。
by まき(2004-09-02 01:54:11)
別の記事の所でも書いたのですが、リベロ制度が出来たからレシーブ力が低下したと言うのは只の言い訳ではないでしょうか。リベロが入るから多少レシーブが苦手でもカバーしてくれると捉えて安心し過ぎててしまう選手・指導者がいるからレシーブ力が低下してしまうのではないでしょうか。リベロ制度がどうかでは無く意識の問題だと思います。が、小中学校までは基本を身につける為にもリベロは入らない方が良い様に思います。リベロ制度を全面的に廃止すればいいとゆう事では無いと思います。
by 太鉄(2004-09-02 02:29:59)
>ブラックバボさん
うーんと、私も「幅が広い」を「色んなバレーができる」という意味でとらえていますよ。
うまく伝わらないようで恐縮ですが、言いたかったのは、「レフトに高橋、成田選手を入れれば小さくても粘り強い速さのバレーができますし大山、佐々木選手を使えばパワーバレーができ」る、というのは、裏を返せば「レフトに高橋、成田選手を入れれば小さくても粘り強い速さのバレー『しかできない』し大山、佐々木選手を使えばパワーバレー『しかできない』」ということで、それって、逆に「幅が狭い」んじゃないのかな?ということです。
中国は、どの選手がコートに立っても、「粘り強い速さのバレー」も「パワーバレー」も実現できる。
しかも二つを同時に。
それこそ、本当の「幅の広さ」、「色々なバレーができる」ということではないのかなぁと。
『たしかに代える理由はない』についてですが、記事を読み返したところ、『確かに、今のところは柳本選手を替える理由は見当たりませんね。』と書いていました。
http://vnc.jp/archives/2004/07/post_757.shtml
「監督」を「選手」と書き間違えているところは目をつぶって頂くとして(恥ずかしいですが自戒の意味も込めてそのままにしておきます)、『今のところは』としていることで、ニュアンス的には十分、『今、続投を決めるのは早いのでは?』という皮肉ととらえて頂けるのではないかと思うのですが、確かにまぁ、曖昧でしたね。
その点は反省です。
最後、大貫選手については、この際はっきり言いますが、セッターとしてのスキルが低いことを問題としています。
もちろん、彼女はアタッカーとしては素晴らしい選手なのですが、チームの事情でセッターをやらされたり、アタッカーに戻ったりと非常に可哀想な境遇で、なかなかセッターに専念させてもらえていないんですね。
私は、セッターとしての正確なトスアップやトスまわし、ゲームの流れを読む力やコントロールする力などは、そんな中途半端なことでは備わるものではないという考えを持っています。
辻選手を入れるならば、とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、辻選手には同期として吉原選手を支えるという、大事な役目も伴っていましたから。
今回のこのチームに限っていえば、辻選手で正解だったのでは、という結論です。
by ブラックバボ(2004-09-02 02:49:41)
私はリベロ制度が悪いというよりも私も意識や使い方の問題ではないかと思います。今は守りのためにいれているみたいな感じですが男子のブラジルのようにトスも上げれるといった明確な戦術を持った方がよいでしょう。攻撃の枚数を減らすマイナス部分と守りを固めるプラスの部分をいかにうまく使えるかが大切でありまだ歴史が浅いのでもう少し待ってもいいのではないかと思います。ただ、みなさんが言われるように日本の大きい選手には指導する側や選手にも問題があるでしょうね。ある程度高卒や中卒から有望な若手は育成していって企業に送り出すとか企業自体が若手をとるようにしないといけないでしょうね。でないと中国やアメリカやキューバのように国単位の強化をするチームやセリエなどの高いレベルを身近に置く欧州勢と対等に並ぶのは難しいでしょうね。ただ、そのためにはバレーをもっとビジネスの視点からみなければならないしバレーをもっと身近なものにしていかないといけないでしょうね。ルールについての話ですがむしろ私はローテーションは廃止してサーブの順番だけというのでいいように思えますが。元はレクリエーションスポーツとしてバレーがあったわけでローテーションの意義はみんなに打つチャンスをという意味合いが強いように思えます。だからローテーションはいらないんじゃないですかね。そうすると小さい国がもっと使える攻撃が増えますしそれで真似されても外国クラスの高さのある選手が3人いたとしたらローテーションはないので高さで負けるというのも少なくなるでしょう。むしろレシーブや戦術といった部分が今より大切になるでしょうしね。ローテーションがなくなれば小さい選手にも今よりチャンスが増えますし。ローテーションがなくなるとわかり易くなるでしょうしね。アンテナももっと幅を広げてもいいでしょう。一回狭くしたまま今にいたる訳ですが幅を使った攻撃をする日本には不利です。ブロックにしても東京五輪後にオーバーがよくなったり、ブロックが一回に入らなくなったり…今まで日本には不利なルール改正ばかりされてきたように私は思えますが。意図的にすら思えます(笑)ただ、身長階級制はなるべく避けたい事態です(笑)もっとバレーの技術が活かせるルール変更を考えていきたいですよね。協会も国内では強いんですが海外にもっと強気で言ってもいいんじゃないですかね。この国の政府と一緒です(笑)