by アンシャント・グローリー(2007-08-21 12:06:27)
>勝つために、どうするかということは、楽しみにしとってください----ということですか? タイムにも今正に戦っているこの時に”これからこれから”というだけの監督が”何をいってるんだろう”という一瞥のまますぐに下を向く選手達に、このあと一体どんな戦法とやらを授け、展開するというのだろうか?
戦略は、監督のみに与えられたものだからこれについてどうのこうのいう立場にはない。多分巷間言われている世界一の監督が指導しても日本バレーは同様に『堅守からの速くて多彩な攻撃』を目指すだろうと思う。だがこの監督にはこの戦略を構成する戦術がボロボロだ。一例が選手の構成だ。前記の戦略を採った場合、堅守の人選が大前提となる。高橋、木村、佐野の他にもう一人か二人-守れてサイドアウトを取れる-要を置いて適時コートに投入する戦術を採り、堅守を絶対としなければならない。今回のよう選手交代をしないのであれば、センター陣を1名減らてでも投入すべきだ。後衛を4周するローテのうち木村にレセプションを2周分しか負荷を与えないよう選手交代のシフトとレセプションを組む等、の工夫は如何ようにでも出来る筈だ。これにより高橋の精神的な負担も軽減される。(前衛でもレセプションの場合があるが、概ね後衛ということで。)夫々のパーツは一生懸命練習しているであろうに、戦略と戦術がしっかりと整合していないと、いくら努力しても報われない。
繰り返すが、堅守が崩れれば、戦略は崩れる。